まぎれもなく浮遊

好きなものも出来ることも多くないです。別名義のnote: https://note.com/toiro_k

知らん自分で考えろ

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おうち大好き人間の日曜日。昨日に続いて快晴。素晴らしいね。お洗濯して掃除してからは、本を読んだり本を読んだりコーヒーを飲んだり昨日寄った北海道物産展で買ったマルセイバターサンドに舌鼓を打ったりしました。お昼過ぎと夕方の間ぐらいの時刻にお風呂にお湯をためてじっくりしっかり浸かったんですが、お風呂から出て部屋に戻ったら陽が陰った時の光の度合いがなんとも綺麗でしばし見入りました。綺麗だったから部屋わりと暗かったけどしばらく電気つけずに過ごした。

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置き場所を思いつけなくてとりあえず出窓のとこに置いてあるものの存在感放ちまくりです。これ書き終わったらUNFADEDツアーの映像を観ようと思って早めに書いております。

そういえば昨日はプロレスラーの高橋ヒロムさんの復帰戦動画を見せてもらいました。あの身のこなしの鮮やかさ凄まじいね。ご本人もお茶目な人だし、黙ってそこにいるだけで存在感があって。令和元年も終盤の終盤に出会った気になる存在。

 


今日読んだ本。

・常識の路上/町田康

今日のブログの記事タイトルは本書からの引用です。そんでもって路上はもちろん『ON THE ROAD』。青い表紙と書いてあったから間違いないなって。東日本大震災を受けて書かれた文章が掲載されていると目にしてずっと気になってたんですけど、書店で手に取って中表紙を見たらそこに書いてある文章に心臓鷲掴みにされて値段も見ず即お迎えしました(だからあとでレジで若干びびった)。中身はこれまで発売された単行本に未収録となってしまったままハードディスクの深海に沈んでいた沢山の随筆たち。紀行文とか書評とかのジャンルごとに分けられてるから時系列がごった煮で興味深かった。そして東日本大震災を受けて書かれた文章は思っていた以上に剥き出しの、ヒリヒリする程に生身の言葉だった。これはぜひ何度でも読み返そう。忌野清志郎への言葉と太宰治への手紙も心に残っているし、紀行文も珍しく海外へ行ったお話で冴え渡ってますし。レジでビビった分は十分元が取れた一冊でござんした。