まぎれもなく浮遊

好きなものも出来ることも多くないです。別名義のnote: https://note.com/toiro_k

勇敢さと救済だった

冬休み5日目の水曜日。晴れ。UNFADEDコーチジャケットでじゅうぶんな体感温度で過ごしやすい日。なんか最近すごくよく眠れるというか、普段はどんな時間に眠っても朝5時半に目が覚めてしまうから一日中眠いのがデフォルトみたいな奴なのにここ数日は毎朝自然に目が覚めるのが7時半とか7時前とかになっていてですね。来週からまた仕事始まった時に起きれるのかこれ……って不安がなきにしもあらずです。そのおかげですごく元気なのも確かだけれど。睡眠大事。わたしの職場は今年の仕事納めが30日の月曜日なので、来週の火曜を頑張って乗り越えれば再来週の火曜は朝のんびり寝ていられるというのも嬉しくて堪らんです。るふふ。タイミングが良いね。

今日は南池袋にある新栄堂書店に行ってきました。好きなお店なので出来るだけ行くようにしたいという気持ちはあるものの、結局前回行った時から半年経ってしまった事を反省。全部の棚をじっくり眺めて3冊購入。満足。地下に有料のサロンスペースも出来てるんですよね、こちらもそのうち利用したいと思いつつ。そんでその後は無印に行って昨日買ったのよりさらに大きなサイズのゴミ箱を買って、スーパーに寄って明日出歩かなくても大丈夫な程度の食材を買ってから帰宅。ゴミ箱は昨日買った小さい方はプラスチック用で今日買った大きい方は不燃ゴミ用で、ふたつ並べたおかげで視界がさらにスッキリして嬉しい限り。あと可燃物用のゴミ箱をどーしたもんかなって検討してるところ。最小サイズの同色のにするか、それとも木製のゴージャスなやつにするか。もうちょっと考える。

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今日読み終わった本。

サリンジャー ――生涯91年の真実/ケネス・スラウェンスキー

読み終わって想いが溢れて感想が全然書けなかった。矛盾と混沌が人間の形をしたような人。その中に沈んだ純粋という原石を磨き上げたものが、サリンジャーが発表した小説の正体なのだとよく分かった。彼の小説はすべて分かち難いほどにサリンジャー自身なのだと。著者はサリンジャーのファンサイトも運営しているぐらいめっちゃファンの人なので、作品の批評も読み応えがあって解釈を助けられたものもあります。読めて良かった。サリンジャー自身は大戦の思い出すら語らないと言っていた人でもあるし、作家の様々な事を知り得るこういう本の存在をきっと嫌うだろうから少しばかり罪悪感もあるけれど。手許にある小説をこれからも何度でも読むよ。そしていつか原著で読める私になりたい。ところで関係ないけど原題"This Sandwich Has No Mayonnaise"は先に出会ったのが『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる』だったので『マヨネーズぬきのサンドイッチ』と呼ばれる事に少しばかり違和感がある。訳が果たす役割って大きい。