まぎれもなく浮遊

好きなものも出来ることも多くないです。別名義のnote: https://note.com/toiro_k

羅列したがりの習性

金曜日。仕事終わりにフレッシュネスバーガーパクチー増し増しの限定チキンバーガーを食べることを一番の楽しみにして今日一日を過ごしました。若干残業を強いられたけど無事にパクチー3倍のチキンバーガー(ガパオ味)を堪能できたので結果オーライです。行ったお店でわりとレジに近い席に座ってもぐもぐ味わってたんですけど、わたしが食べ終わる頃にレジの方から「今日はもうパクチーが無くなってしまったんです」っていう店員さんのお詫びの声が聞こえたのでほんとにギリギリだったと思う。パクチーに限らず香味野菜好きなんです。大葉とか生姜とか茗荷とかネギとかセロリとか。調べたらたまねぎも香味野菜の仲間らしい。大好きですよたまねぎ。香味野菜の中で苦手なのってパセリとわさびぐらいだと思う。パセリ苦手って言っちゃいましたが美味しい食べ方を知らないだけ説あるし好きになりたい気持ちもあります。栄養価高いって言うし。
フレッシュネスバーガーでのんびりした後に最寄りの本屋さんに行ったんですが、ここのお店もこんなに大行列になることあるんだな……って惚れ惚れする勢いで大混雑だったので早々に退散しました。川添愛さんの新書が欲しかったのと、あと連休を利用して『ドグラ・マグラ』読み直そうかなとも思って買いに行ったけどさすがにあの行列に並ぶ気力はなかった。でもきっとおんなじように考えて本屋さんに足を運んだ人がたくさんいたと思うと嬉しくもなります。来週の4連休のタイミングは休日の前日じゃなくて少し早めに本屋さんに行こうと思います。おやすみなさい。

 

念願の遭遇かつ邂逅

木曜日。はてなブログで自分のIDのトップページ開く度にブログ投稿日数 949 日 (連続2日)の文字が視界に入ってため息がもれる(私のChromebookさんは「もれる」の変換で真っ先に「盛れる」を出してくるのやめてくださいため息は盛らんでいいです)。連続2日。つくづくやっちまったよね。そんな日もある、って諦めと開き直りを行使するのも長い人生においては大事なことです多分きっとそう。無理矢理に納得する。投稿日数は途切れたけどでも書くのを忘れてたわけではないし、って納得するならアリだと思う。

 

今日発表されたジュニア勢10人タッグマッチがあまりにも魅力的で、その一試合のためだけにオールトゥギャザーのPPV購入を検討したりなどしています。天下のAbemaさんなら試合中に止まるとか謎にログアウトされてログイン出来ないとかの現象も起きないだろうと信頼も出来ますし。築き上げてきたものの違いですね。同じコーナーに立つことも対角線上で向かい合う様を想像するのもわくわくします。なんなら対戦カードの画像を眺めているだけで普通に時間が溶けます。推しのお写真も初めて見るやつだし。幸せです。
ところでPPVもといペイパービューって言葉はすでに市民権を得ているんでしょうか? 流行り廃りに疎すぎるので自分目線最優先で書いております。私はプロレスを好きになってなかったら一生知らないままで生きていたかもしれません。何が起こるかわからんもんだよ人生。

 

日常に縁遠い効果音

水曜日。歓迎会終わりで酔っています。酔いどれテンションだと雨の中を歩くのも大したことないやつです。ひとに恵まれてるなってことをつくづく感じています。言わないほうがいいこともあるのでそっと語るにとどめたいものです。覚えてたらの話。
そういや昨日の推しを観て、あれを私もやってみたかった、ってかつて思ったことがあるってことを思い出したりしました。幼少の頃の思い出話。決して明るくはないお話。昇華しきれない仄暗い感情にも救いの手を差し伸べてくれるのがプロレスの良いところだと思っています。だめだな酔いと眠気で頭まわんないや。お昼休みに歯医者さん行ってチュイーンとかキュイーンとかドガガガガガとかもあったんですけどね。今日はちゃんと公開ボタンをクリックしてからChromebook閉じます。はやいとこ寝る。おやすみなさい。

 

祈ってみたけど沈痛

やっちまった。やらかしました。昨日の日記書いて、書き上げてあとはタイトル考えて公開ボタンをクリックしたらおしまいってところで作業止めてそのままにしてしまっていました。そのタイミングでおふろに溜めてたお湯がいっぱいになったから入浴剤を入れに行って、そんでそのまま忘れておふろにじっくり浸かってしまってすっきりさっぱりしたところでPC開かず眠っちゃったんでした。今日言われて開いたらめちゃくちゃ普通に編集画面が出てきてびっくりしたよね。しれっと更新しちゃった。ひとつ前の記事、今日の日付なのにめちゃくちゃ普通に冒頭に月曜日って書いてるのはそのせいです。うっかりミスゆえ悔しさもひとしお。やっちまったよ。

 

気を取り直して火曜日。いつ以来だ??ってぐらい久々のテレワーク日!平和!!長らく手を付けられずにいたマニュアル作成も進められたし、仕事面ではよくよく捗った良い日でした。しかし大丈夫かなって思っていた歯がやっぱり痛くなってきたので、職場近くの歯医者さんを探していたらこの時間になってしまって明日予約取れるといいなあって思いながらスマホ置いたところです。ごまかしごまかし来たけどやっぱりだめだね。ちゃんと治さないと。むしろゴールデンウィーク突入してから痛くなってたらもっと悲惨だったかもしれないからタイミングが良かったと言えるかも。電話で喋るの苦手だけどがんばる。推しのシングルマッチ観て奮い立ちましたし。何度でも立ち上がる姿にいつも勝手に勇気をもらったり一方的に自分を重ねたりとかしている。感謝しかないよ。

 

何事もなく平常運転

月曜日、の割にはそれほど忙しくなく平和な日とも言えたと思います多分きっと。明日ひっっっさびさにテレワークだからグルテンフリーチャレンジしようと思って、朝ごはんとおやつにパンや焼き菓子系を避けてよもぎ大福と干しいもを買ってみました。果物も買えば良かったかも。今週末は引きこもる気満々なのでその時はちゃんと買います果物。果物で思い出したけど、こないだカルディで買ったマンゴーをなんかこういい感じに加工してしっとりさせた保存食めいた食べ物がやたら美味しかったので今度カルディ行ったら買い占めたいです。生じゃないけどドライでもない、その中間ぐらいの食べ物だった。不思議かもしれないけどそれが妙に美味しかったのよ。

 

今日読み終わった本。
『弱いつながり 検索ワードを探す旅』東浩紀
読み終わってから思わず「扇動 カタカナ」で検索しちゃった。いや単語がとっさに思いつかなくてですね。私は多分「思いやり」や「周りのために」っていう本来は誇るべき美しい価値観が扇動のための美辞麗句として利用されたことが、それを疑わず受け容れた人々の多さも含めてトラウマになってるんだと思います。2021年の10月以来の再読でしたけど、でも当時はまだここまでは考えてなかった。本書で言う「記憶の書き換えに抵抗する「モノ」」って当時のSNSのスクショっていう言質もアリなのかな、とか考え出したら気持ちがどよんどよんしてきますね。「よくネットでは〜(常套句)〜なんて書き込みを見ますが、」という言い回しを、自分の主義主張を通すために使う人は気をつけたほうがいいって経験的に知ってる。
面白くなかった本は書名も著者名も出さずに読まなかったことにする主義なんですけど、ここまでいっこも褒めずに長々と書いてきてるのも珍しいね。いいことも書いてるのよ。他人を変えようと干渉を厭わない意志の傲慢さがこわいだけだよ。

 

 

緑に埋もれる大満足

日曜日。ひたすら本を読んだ日でした。何か語れることがあるとしたら、干した洗濯物の向こうにお手本のような天気雨が降る様子を眺めたことぐらい。インプットに費やす日も良いものです。
そういや昨日の日記で書き忘れてたんですが、フレッシュネスバーガーがまた今年もパクチーてんこ盛りバーガーを期間限定で販売すると知ってわくわくしています。今年はグリーンカレーだけじゃなくガパオもあるんだって。またフレッシュネスバーガー通いが始まりそうな予感に満ちている。ちょっと先の未来に楽しみな予定がある時のわたしは最強ですよ。

 

今日読んだ本。
宇治拾遺物語町田康
「絵仏師良秀家の焼くるを見て悦ぶ事」→「絵仏師の良秀は自分の家が焼けるのを見て爆笑した」などなど、マーチダ氏に現代語訳を任せればそりゃこうなります。最高です。むしろ当時読んだ人にとっても感覚的には今わたしが現代語訳で読んでるのと似たような感じなんじゃないかと思うよ。河出文庫の古典新訳コレクション、読むのハマりそう。
そして芥川から宇治拾遺物語ポロロッカする人って私だけじゃないはず多分きっと。あの話ってここからきてるのかぁぁぁ…!! の驚きが楽しいね。読了後に思わず本棚から芥川龍之介の『地獄変・偸盗』引っ張り出してきて解説読んじゃった。

 

今日読み終わった本。
『バッタを倒すぜ アフリカで』前野ウルド浩太郎
続刊が出たと知ってぜひとも読みたいってテンション上がったのだけど、まさかここまで鈍器な一冊とは。笑。しかしそれでも読み始めたらあっという間で面白かった! あちこちで笑いのツボ突かれまくる中でも「同志農家よ、敵を討て」にはスタンディングオベーション。わはは。
前野さんに限らず研究者の方って過去も未来も見晴るかすスケールがひとりの人間の生涯をはるかに超える大きさで、面白く読みながら生き方としての純度の高さに触れる経験もさせてもらえたと思っています。森博嗣さんが好きなので昇進する事で研究に時間を割けなくなるジレンマは何度となく目にしてきたけど、金銭面からここまで赤裸々な意見を発信されているのは貴重だと思う。気兼ねなく研究ができる環境や支援制度がもっと強化されるには何ができるかな。


どうでもいい余談。今日読んだ二冊の本はどちらも東京駅構内のブックコンパスで買ったんですが、棚としては別だけど偶然にも並べて面陳してあったんです。なんだこれ私得すぎる! って大喜びで両方買えたのは駅構内の店舗っていう品揃えが限られるゆえの偶然の巡り合わせか、それとも「こっちの文体好きな人はこっちも好きだと思う」っていう店員さんの采配なのかは気になるところです。

 

凡愚なりの地殻変動

土曜日。あったかいって次元を通り越して暑かった。お出かけしてたけど羽織ってたパーカー脱いで普通にTシャツいっちょでうろうろしてしまったよ。この話先週もしたような気がするけど酔ってるので頭回ってない説があります。確実にあります。平日並みに早起きしてお出かけしたおかげでそこそこ眠くて、その眠いところに白ワインのんだので今この場で横になったら間違いなくすぐ寝落ちできます。自信あります胸も張れます。なんかでもやりたいことがいっぱいあって寝るのもったいない感もあって、それなら逆にはやいとこ寝て明日も早起きしたら? って自分から自分への問いかけも芽生えたので肯定したいところです。書いたら寝ますね。いま読んでる本も続きが気になるんだけどね。

 

今日読み終わった本。
『書くことについて』スティーブン・キング
スティーブン・キングの小説一冊も読んだことないのに手にとってごめんやで。そんで実は再読です。読書メーターによると最初に読んだのは2020年の7月でした。それ以来ぶりに再読しようと思ったきっかけは単純で、推しがスティーブン・キング好きって言ってたからです。わかりやすいね。ぴよぴよだね(?)。しかし今読んで本当によかった。こないだ読んだ『言語学バーリ・トゥード』にも言えますが、アウトプットの量がそんなでもない時期に読むのとそこそこ日常的に習慣としてアウトプットが根付いている今読むのでは感慨も実感も全然違うんですよね。今読む方が圧倒的に面白かった。私にとってはこの日記が「ドアを閉めて書く」で、noteが「ドアを開けて書く」の役割を果たしていると言えるかもしれない。いや本文中の内容だと「ドアを開けて推敲する」なんですけども。なんとなくそう思った。英語圏の作家だからとか関係なく、どんな言語であっても通ずるものがある普遍的な内容で書いてくれている親切設計がさすがです。あと「作家が書くエッセイ」の凄みに触れられる一冊でもある。壮絶な事故体験だけじゃなく全体を通した言葉の選択や文章の読みやすさといったところがアマチュアとはやっぱり決定的に違う。たくさん読むのも大事だけど、こういう文章をたくさん読みたいものです。