まぎれもなく浮遊

好きなものも出来ることも多くないです。別名義のnote: https://note.com/toiro_k

凡愚なりの地殻変動

土曜日。あったかいって次元を通り越して暑かった。お出かけしてたけど羽織ってたパーカー脱いで普通にTシャツいっちょでうろうろしてしまったよ。この話先週もしたような気がするけど酔ってるので頭回ってない説があります。確実にあります。平日並みに早起きしてお出かけしたおかげでそこそこ眠くて、その眠いところに白ワインのんだので今この場で横になったら間違いなくすぐ寝落ちできます。自信あります胸も張れます。なんかでもやりたいことがいっぱいあって寝るのもったいない感もあって、それなら逆にはやいとこ寝て明日も早起きしたら? って自分から自分への問いかけも芽生えたので肯定したいところです。書いたら寝ますね。いま読んでる本も続きが気になるんだけどね。

 

今日読み終わった本。
『書くことについて』スティーブン・キング
スティーブン・キングの小説一冊も読んだことないのに手にとってごめんやで。そんで実は再読です。読書メーターによると最初に読んだのは2020年の7月でした。それ以来ぶりに再読しようと思ったきっかけは単純で、推しがスティーブン・キング好きって言ってたからです。わかりやすいね。ぴよぴよだね(?)。しかし今読んで本当によかった。こないだ読んだ『言語学バーリ・トゥード』にも言えますが、アウトプットの量がそんなでもない時期に読むのとそこそこ日常的に習慣としてアウトプットが根付いている今読むのでは感慨も実感も全然違うんですよね。今読む方が圧倒的に面白かった。私にとってはこの日記が「ドアを閉めて書く」で、noteが「ドアを開けて書く」の役割を果たしていると言えるかもしれない。いや本文中の内容だと「ドアを開けて推敲する」なんですけども。なんとなくそう思った。英語圏の作家だからとか関係なく、どんな言語であっても通ずるものがある普遍的な内容で書いてくれている親切設計がさすがです。あと「作家が書くエッセイ」の凄みに触れられる一冊でもある。壮絶な事故体験だけじゃなく全体を通した言葉の選択や文章の読みやすさといったところがアマチュアとはやっぱり決定的に違う。たくさん読むのも大事だけど、こういう文章をたくさん読みたいものです。