まぎれもなく浮遊

好きなものも出来ることも多くないです。別名義のnote: https://note.com/toiro_k

効果は抜群

ねむたい土曜日。いやほんとに眠くて今日ほとんどなんにもしてない。うたた寝してたら玄関のピンポンで目が覚めて(ネットスーパー注文したの忘れてて飛び起きた)、その後もっかいうたた寝して目が覚めたら11時ぐらいで、お昼食べて本を読んでたらまた寝落ちていて起きたら1時前ぐらい。ねむたい原因は明らかに昨日の夜更かしのせいなんですけど、すとんとうたた寝が出来たのは朝コーヒーを飲まなかったことも影響していそうです。ここまで顕著なのかって自分でもびっくりしている。1時前ぐらいに起きてコーヒーいれて昨日買ったチョコクッキーをおともに飲んだら確かに目が覚めた。プラセボ的なものもあるかもしれないけど改めて時間考えて飲もうと思った次第。相変わらず大好きだけども。最推しが紅茶派とどっかで書いてたような言ってたような記憶があるけどそれでも譲れない一線ってもんがあるんだ。なんの話?
そんなふうに眠くても眠いなりに今朝お洗濯はしたんです。そんで洗濯機回してる間に前々から再読したいなと思っていた小説を読み始めたんですけど、どうしても面白いと思えなくて2章目で読むのを断念しました。時代錯誤な言動を連発する登場人物の存在をなんとか堪えながら1章目を読了したら2章目でまた別の意地悪な人が登場して、それ以上読み進める元気が出なかったのは単純に私が眠くて元気がなかったからでしょうか。どうなんでしょうか。たとえばサマセット・モームの小説だと絶対現実では関わりたくないような人がたくさん登場するけど最後まで面白く読めてしまうし読了後の満足度も高いんですよ。そんなモームさんの小説でも今朝のねむたい頭で読んだら断念したんでしょうか。試せないからわかんないけども。でも今朝断念した小説はもっかい読むのはもういいかな…。初読時に面白いと思ったから手元に残したはずなんですけどね。時が経てば感想も変わるね。
今週のお題「最近読んでるもの」について書こうとしたけど面白くなかった本のタイトルは出さないと決めているので、お昼すぎにコーヒーのんで目が覚めてから再読し始めた本の話をしよう。町田康『この世のメドレー』これも近いうちに再読しようと思って取っておいた小説なんですけど、背中を押されるように読めるし比喩の飛びっぷりも強烈で(序盤から「ボラが生涯学習をしているような顔」にゲラゲラ笑っちゃった)、登場人物を好きになれるかどうかって視点で見ると正直なところだいぶ際どいんですけど、それでもこちらは面白く読み進めています。続きも楽しみ。自分が小説において何を重視するのかってことを客観的に見つめられる機会になるかも。

 

今日読了登録をした本。
『グッドモーニング』最果タヒ
読書メーターで確認したら初読が2017年の2月11日でした。文庫版の発売直後ぐらいに読んで、それからコンスタントに再読してて今回が4度目の読了。「わかる」「わからない」で選り分けられる次元を超えたところで眺められる風景であり詩情だから何度でも手に取りたくなるんだと思ってます。初期衝動とかの言葉で片付けるのは浅いを通り越して乱暴ですらある。単行本発売から9年を経て書かれたあとがきの鋭さも大好きです。

 

ところで今日は11月3日ですね。

ベイリーさんありがとう。
高橋ヒロムというプロレスラーの存在を知ったのが2019年の11月中旬ぐらいなので(このブログの2019年11月以降の記事に当時の心の動きを綴っています)、復帰の高揚と興奮をリアルタイムで知ったわけではないのだけど。本当に無事に戻ってきてくれてよかった。同じ時代を生きながら、彼のプロレスを現在進行形として目撃し続けられることに感謝しかないです。