まぎれもなく浮遊

好きなものも出来ることも多くないです。別名義のnote: https://note.com/toiro_k

天下泰平こともなし

今日読んだ本とか読了した本とか。
イルセ・サン/心がつながるのが怖い 愛と自己防衛
平易な文章なのに主張のとっ散らかりっぷりに若干苦戦しつつ読了。内面なんてもちろん誰彼構わず曝して良いものじゃないから塩梅は大事で、いざ実行する時に怒りや苛立ちという類の痛みを伴う事を認識しておくのは必要なことなのだなと。でも繋がるだけが愛だろうか?って私なんかは思ってしまう。
斉藤斎藤/歌集 人の道、死ぬと町
ブルータスの本特集号で知って気になってた一冊。歌集と銘打たれているから紛れもなく歌集なんだろうけど、その枠を超えてルポルタージュやドキュメンタリーの様相を呈するのは様々な引用文献とその文中から短歌たり得る部分を抜粋した構成という凄まじさにある。原爆投下直後の広島の惨状と、東日本大震災直後の東北の光景に関する文章が生々しくて本当に辛かったから読むのに時間がかかった。けどそれでも出会えて良かった。短歌の私性(わたくしせい)に関するくだりを読んで、ああだから私はこんなにも短歌に強烈に惹かれるんだって理解できたのがなんだかすごく大きな実感だった。
森博嗣/実験的経験 Experimental experience
英題がめっちゃ好きな一冊。2年半ぶりに再読したくなったのは斉藤斎藤さんの歌集の重さとは別の世界にある作品に触れたくなったからなのかなって自己分析。自分の笑いのツボを小説(いやこれ小説じゃないけど)で挙げるなら本書とジェローム・K・ジェロームの『ボートの三人男』がツートップです。今回も楽しかった。


今年最後の土曜日です。
昨日の夜なぜだかわからないけど唐突にものすごく眠くなって21時半に寝たおかげで4時50分ぐらいに目が覚めました。いやでも正直1時とか2時とかのもっととんでもない時間に目が覚めたりしたらどうしようってちょっとだけそわそわしてたから自分目線で常識の範囲内な時間に目が覚めてくれてホッとした次第。寝付けなかったからポケ森起動したらどうぶつたちに話しかけた時の返事が夜明け前の時間帯ならではって感じのものばかりでちょっと面白かった。5時過ぎたら朝と同じ扱いになったのか台詞も見覚えのあるものに変わったからそこで止めて目つむってたらいつの間にやら二度寝してたみたいで次に目が覚めたのが7時。わたしのとこの地域のゴミ回収年内最終日が今日の朝ってことを踏まえてそれまでに大掃除済ませるために起床、1時間ほどかけて自分の部屋の本気の掃除。二度寝のおかげであたまスッキリしてたからだいぶサクサク動けたし終わった後の朝ごはん食べてる時がとっても清々しい気分でした。おかげでいい朝だったな。回復できた感じ。
ほんとは今日は出かけるつもり無かったんだけど、今日お出かけしといて明日お洗濯を済ませる方が効率が良いのでは?って考えてやっぱり出かける事に。でも着替えて身じたくしておうち出た後になって明日のお天気が曇りだと知って若干どきどきしてます。乾いてくれるといいけど。
出かけたけど電車には乗らずに最寄駅の周辺をうろうろして過ごしました。椅子の座り心地が最高な某コーヒーチェーン店で2時間ほど長居させて頂いた間に2冊を読了して感想を書いたりもした。平穏な一日でした。
おうち帰ったあとにポケ森起動したら全員プレゼントでやたら浮かれ気分な帽子を貰ったのでさっそく被りました。かわいいです帽子。楽しいです。