まぎれもなく浮遊

好きなものも出来ることも多くないです。別名義のnote: https://note.com/toiro_k

慈しむための下準備

日曜日。おとといの金曜日は晩ごはんにフレッシュネスバーガーに行きましたが、今日はお昼ごはんを食べにフレッシュネスバーガーに行きました。目的はもちろんバジルチキンバーガー。おとといはガパオだったから今日はグリーンカレーで。去年食べた時に、おこちゃま舌のわたしには辛すぎてヒーヒー言いながら食べた記憶があったので今回もどきどきしながら食べたんですけど全然大丈夫でした。なんならおととい食べたガパオのほうがよっぽど辛かった。ガパオだと半熟卵(目玉焼き?)が挟まっていて、グリーンカレーはナスが挟まってます。どっちも美味しいです。期間終了までフレッシュネスバーガー通いが続く予感がビシバシです。
帰り道、明日一緒に遊ぶひとと食べるおやつを買いに行こうと思って、普段は通り過ぎる駅に途中下車したついでに駅ナカのお花屋さんを覗いたんですね。そしたらそこがまた多肉植物の鉢植えがめちゃくちゃ充実していてですね。かかかかわいい…!! って思わず色めき立ちました。こんな近場にこんなお店があったとは。定期圏内ゆえ灯台下暗しっぷりにびっくりしました。今日はお菓子やら本やら買ってたから見るだけだったけど、近々ひとつふたつお迎えに行きたいものです。最近ほんとに多肉植物が可愛く見える。葉の丸みがいいんだ。かわいい。

 

今日読んだ本。
『何もかも憂鬱な夜に』中村文則
中村さんの小説を久々に読んだ。眩しいほどの真昼に読むのもどうなのと思わなくもないタイトルだけど、しんと静まり返った心に寄り添う類の仄暗さがなんとも心地良い。「ああいう奴らの、思い通りになるな」が、かつてかけられた言葉をしっかり咀嚼して自分のものにしているがゆえに生まれた血の通った言葉という感じがして、こういう印象は物語もとい小説ならではだとも思う。威力ってほど押し付けがましくなく、効能っていうと学びめいたニュアンスを帯びてしまってなんか違う感が満ちてしまうのだけど。問い続けたいことです。

 

今日読み終わった本。
『一万円選書:北国の小さな本屋が起こした奇跡の物語』岩田徹
note書くのに内容確認しようと思ってパラ見したら面白くてそのまま引き込まれてからの再読。一万円選書の仕組みが全国区になった事のみならず、都会ではなく商圏が小さい地方だからこそコロナ禍にも負けなかったという経験則は書店のみならず様々なお店に学びをもたらすと思う。「『鬼滅の刃』より詩集や歌集が売れている本屋」って言えるの素直にカッコいいです。巻末のブックリストも面白そうな本ばっかり並んでるので、これ持って好きな本屋さんに行きたいぐらいよ。理想は北海道砂川市のいわた書店さんへ直接赴くことだけども。ちゃんと叶えたいな。