まぎれもなく浮遊

好きなものも出来ることも多くないです。別名義のnote: https://note.com/toiro_k

若干のトラウマ

たぶん土曜日。晴れ。連休2日目。首はまだ上向くと痛いけど、おふろに顎まで浸かってあったまったのが良かったのか普通にしてれば大丈夫です。せめてお休み明けまでには違和感なくなりますように。なにとぞなにとぞ。
朝からお出かけしてあれやこれや用事を済ませたり、本屋さんに行ったりフレッシュネスバーガーパクチーチキンバーガー(グリーンカレー)を食べたりしました。ハマると同じものを延々と食べ続けることに関してはプロレスラーの内藤哲也選手にも負けない自信あります。いつも行くフレッシュネスバーガーはお昼時になると混むので気持ち早めに行くようにしていて、おかげでのんびり食べつつ本読むのに没頭できました。良き時間。ちなみにパクチーチキンバーガーは毎回パクチー3倍を選んでいます。出来上がって出てくるものがちょっとした茂みです。


そういや今日はちょっと怖いことも起きたんでした。喉乾いたからお水飲もうと思って自動販売機で500mlのペットボトルを買ったら、蓋開いてて中身が4分の1ぐらい減ってるものが出てきました。取り出した時点では中身なんて見ないし、歩きながら蓋開けたら未開封状態ならではのキャップが外れる感覚が無くていきなりスルッと開いたところで初めて「ん??」って思って中身が減ってるのを認識した感じです。どうなってそうなったのかは謎だけど、怖すぎたので中身は口つけずに近くにあったお手洗いの洗面台に流して処分しました。念のため。そんでコンビニ入って買い直したんですけど、こういうことあると自動販売機使うの躊躇しますね今後。買う前に自分の目で見れるの大事かも。

 

今日読み終わった本その1。
『ザリガニの鳴くところ』ディーリア・オーエンズ
村に住む青年が死体で発見される現在パートと、孤独な少女の過酷な半生が語られる過去パートが交互に繰り広げられます。でもこれ正直過去パートのみで魅せてもよかったんじゃないかなと思わなくもないような……さすがに重すぎるのかなそれだと…。
あと辺鄙な村社会のリアルってことかもしれないけど、それでも裁判パートの爪の甘さが気になって仕方ない。そっちを重視したい人には本作よりも須藤古都離『ゴリラ裁判の日』を推したいかも。あれ全然褒めれてないぞ。面白かった、面白かったのよ確かに。読んでると内容に引き込まれたし。でも三人称の文章ってこんなふうに登場人物それぞれの内に秘めた想いを地の文で曝け出してしまうのってアリなの? わかんなくなってきた。わかんなくなってきたけど今日寄った本屋さんで文章術に関する本を買ってしまった事とは無関係のはずです。なんの話? 映画化もされているそうですが、地の文に頼れない映像表現のほうが違和感なく観れるかもしれないね。

 

今日読み終わった本その2。
『東京するめクラブ 地球のはぐれ方』村上春樹吉本由美都築響一
プライベートでも仲良しのお三方が、名古屋・熱海・ハワイ・江の島・サハリン・清里へと足を運んで「ちょっと変なところ」を見て回った旅行記です。こういう内容だとやっぱり圧倒的異文化な海外の話題に惹かれるもので、ハワイの章とサハリンの章が突出して面白かった。春樹さんの食レポって何気に貴重だったりしません? ハワイの章でいろんなお店のマイタイ(ラム酒ベースのカクテル)を飲み比べて批評してるんですけど、いまいちなものは本当に容赦なくぶった切っていて読んでて痛快。全体的におおらかなのはそういう時代だったってのもあるかも。どっちが良い悪いとかじゃなくて。