まぎれもなく浮遊

好きなものも出来ることも多くないです。別名義のnote: https://note.com/toiro_k

溺れず潜れ

日曜日。朝は曇ってたし雨上がりで地面も濡れてたけど今は薄日が差してきてる。最高気温19度を信じて薄着で出てきたから晴れてくれないと困るぜ。頼むぜ。昨日不本意ながら早起きしたから今朝こそたっぷり眠れるだろうと思ってたのに結局いつもと同じ時間に目が覚めるのは何かの呪いかな。でもほんと日が長くなった事を夕方だけでなく朝起きる時にもひしひしと感じます。ついこないだまでは自然に目が覚める時間も真っ暗だったような気がするのに今はもうしっかり明るいもんね。寒さが和らいできて嬉しいのはスッと起きられること。これでしばらく平和、とかなんとか思ってたらツイッターで新年度寒波なる単語を見かけた。勘弁してくれ。

昨日の夜に日記書き終わってからWOWOWで以前放送されたポルノさんのUNFADEDツアーの映像を改めてじっくり観ました。良いツアーだった。最初の歓喜をそのままのかたちで素直に受け取れなかった当初の自分の浅さと弱さをまるっと受け止めたら気が楽になった。あとには歓びだけが残った。そんなふうに、セットリスト全体を通してポルノさんがUNFADEDの言葉のもとに掲げたものとはまた別に、参戦した人の数だけそれぞれの個人的なUNFADEDがあるのだろうな。わたしはこの歓びを大切に手の中に持って東京ドームを見届けることを目指して進みます。ありがとうございました。

 


今日読み終わった本。

走れメロス太宰治

感想書いてて2019年の61冊目だと気付いた。961!と密かにガッツポーズ。角川文庫版で読了済だけど、駆込み訴えを再読したかったのと後やっぱり新潮文庫でも読んでおきたいなと思って。ちょっとずつ読んだ。又吉直樹さんの東京百景を知った上で読む東京八景に感銘を受けた(本当に太宰がお好きなのだなとひしひし感じた)のと、この年齢になったからこそ帰去来や故郷がしみじみと胸を打つことが新しい発見。走れメロスは一歩引いたりなどせず一緒にジェットコースターに乗る気分で読めばとても興味深く面白い。客観的な眼差しはいったん捨てるべし。