まぎれもなく浮遊

好きなものも出来ることも多くないです。別名義のnote: https://note.com/toiro_k

世界に二人きり

おうち大好き人間の日曜日。お洗濯日和的なタグ付けに最適な快晴。珍しく二度寝とお昼寝に成功したおかげで体調が回復した感じがあります。だからなのか今結構眠い。18時46分現在。今日はもうこの後はWOWOWのUNFADED放送分を観終わったら幸せな気持ちでおやすみなさいをするつもりで既にお風呂も入ってるしごはんも食べ終わってます。ツアーそのものも先週無事に完走されておめでとうございますだし気持ち的にもちゃんとひと段落ついてはいるけれど、本当の本当に終わらせるためには映像化されたものを画面越しに一歩引いた目線で観ることがわたしにはどうしても必要で。それが今日なのだという事で既に少しばかりどきどきしている。画面越しになる事で削ぎ落とされてしまうものがあまりにも多すぎる事をよく知ってるから最後の参戦とはまた違う緊張感があるし、ライブが楽しかった分それを受け取るのが怖い気持ちも未だにちょっとだけあるけど。そうして宝箱に仕舞ってまた先へ進むのだ。

さっきまでは無かった燦めきに気付くことも、それを眺めることにも幸せを感じる。失敗したかなって思ってたのに結果オーライだった。わたしだけの楽しみの話。

 


今日読んだ本。

・ブックショップ/ペネロピ フィッツジェラルド

時は1960年代、海辺の小さな町で個人経営の書店を始めた女性の戦いの記録。フィクションで良かった、と思わずにはいられない結末。というか顛末。この本自体は本屋Titleさんのツイートで知ったんですけど、そこでストーリーの紹介に「ほろ苦い」という言葉が使われていたから覚悟して読んだのでした。でもどんなに覚悟していようと痛いものは痛い。棘が刺されば痛い。本に対する誠意、文化に寄り添うものとしての敬意を受け止めることで成立させられるわたしだったらまた違う読後感だったと思う。今はまだ未熟者だね。だから手放さぬ。