まぎれもなく浮遊

好きなものも出来ることも多くないです。別名義のnote: https://note.com/toiro_k

思わせぶりは本意じゃない

水曜日。朝からスタバでこんにちは。朝なのにこんにちはって言っちゃった。語呂の良さを優先しました。noteでよく読んでるスタバ好きさんの記事で、あんバターサンドは実は温められるって知ってそれ一回やってみたいなあって思ってたんですよ。そんで今日やってみたらどストライクで秒で消えました。この「秒で消える」って英語とかに翻訳したらどうなるんだろう。美味しすぎたっていうニュアンスもちゃんと届くでしょうか。英語は苦手って次元じゃないレベルで壊滅的なので詳しい人にお任せします。

 

ここからは夜に書いています。恋人と久々の上野散策な春分の日でした。桜を見に行ったつもりがほぼ散りかけか全く咲いてないかの極端すぎる二択で、なんかもう一周回って特別な春として思い出に残りそうだよねって結論になったので結果オーライです。不忍池をぐるりと歩いたのも本屋さんをめぐったのも楽しかった。雨降らなくてよかった。いつもありがとうだよ。

 

今日読み終わった本。
『散歩哲学 よく歩き、よく考える』島田雅彦
著者初読みです。以前読んだダヴィッド・ル・ブルトン『歩き旅の愉しみ』のような内容を期待していたんだけど、実際読むと後半の都内を飲み歩く部分の印象の方が強くてそこは肩透かしだったかな。この年代の方の飲み歩きエッセイという感覚で手に取れば期待を裏切られることなく楽しめると思います。
とはいえ自分では出来ないことの体験談や得られない情報源に触れられるのは貴重かつ嬉しいことでして。滞在と散歩を経て語るヴェネツィアの日常と、縄文杉に会うために屋久島を訪れた話がすこぶる面白かったのでそこは読めてよかった。樹齢2000年以上ってさらっと言うけどとんでもない事ですよね。人生80年感覚からしたら悠久にひとしい。この目で見ることに一気に憧れが募りました。片道5時間は歩くらしいけども。わたしのような人間はそれで心折れるんだけども。でもいつか。