まぎれもなく浮遊

好きなものも出来ることも多くないです。別名義のnote: https://note.com/toiro_k

近すぎて喧嘩し辛い

土曜日。おうち大好き人間の休日を過ごしつつ、居心地の良いお部屋を追求しようキャンペーンに全力を注ぎました(参加者:わたし)。大掛かりな模様替えをするには持ち物の整理がまだ十分じゃないので、ちょっとずつ出来るところから。当たり前を疑うところから。本棚用の木箱やっぱりもうひとつ欲しいな。それがあったら文庫本用のでかい本棚を手放せるはずなんだ多分。

 

いま唐突に気付いてしまったんですけど、しらふで書くより酔っ払って書くほうが、書くことそのものに集中できるみたいです。今は自室でしらふなんですけど上のほうで「もうひとつ欲しいな。」まで書いたところで本棚を見て、そのまま眺めつつ最適な配置を考えたり全然関係ない妄想を繰り広げたりとかしてるうちに気付いたら5分ぐらい経ってて時刻表示を二度見しました。我に返るまでのタイムラグすごい。昨日の酔ったまま書いててばーっと進んだ感覚がちょっと懐かしい。でも今日はオレンジワインで酔うんじゃなくて書き終わったら本読みたいから、このまましらふで突っ走りたい所存。

 

今日読んだ本。
『乳と卵』川上未映子
私と姉と姉の子ども、女三人で過ごす夏の三日間。言わずと知れた芥川賞受賞作ですが、なんだかんだで未読を通り越して、内容の詳細すら知る機会もないまま今に至っています。なので先入観なく読めてよかった。おかげで個人的な思い出を通して思いっきり胸抉られました。わたしの場合は自分から言う側じゃなくて言われる側だったんですけど。あんまり思い出したくないことなので蓋しときます。
関係ないけど以前読んだ九段理江『Schoolgirl』を連想したのはきっとあれも母と娘の話だからだと思うんですけど、十年も経てば様々なガジェットも進化を遂げるしそれに伴って関係性のありようにも変化が訪れるってことなんですかね。しかしそれでも(それゆえに)悩ましさの種類というか性質ってのは不変よな。