まぎれもなく浮遊

好きなものも出来ることも多くないです。別名義のnote: https://note.com/toiro_k

不束者の連想かな?

日曜日。晴れ。あったかい日でした。朝おうちを出るタイミングでは気温が7度って表示だったので普通に真冬に使うもこもこコート着たんですけど、昼間は暑すぎて脱いで小脇に抱えてました。中に着てたのも普通にあったかいパーカーだからちょうど良かった。寒い時期こそ水分不足に注意が必要です。帰宅してお水飲んだ時に、自分が思ってた以上に喉が渇いていたことを実感しました。職場だとちゃんと飲むけどお休みだとどうも億劫になっていけない。
昨日模様替えした際に本棚の整理もしたんですよ。なので今日は、紙袋ふたつ分を携えて最寄りの古書店へ行きました。わりと近くにブックオフもあるけど、古書店の存在を知ってからはそっちを愛用してます。待ち時間で店内を眺めるうちに欲しい本がいくつか出てきたものの、開店直後に行ったことで店主さんの開店準備の邪魔をしてしまった申し訳なさがあってそのまま出てきてしまったんですが、逆に買ったほうがよかったんだろうかって電車乗ったあとになって思いました。気付くのがいつも遅いなわたしは。
その後、好きなカフェでお昼ごはん食べようと思って池袋に行って、その流れで好きな本屋さんにも行ったんですよ。でも普段見ないジャンルの棚をなんとなく眺めていたら、この並べ方はどうなんだ? と疑問に思う積み方に遭遇して、どう好意的に解釈しようと頑張っても無理だと判断して買おうと思ってた本のタイトルだけメモして別の本屋さんに行きました。買い物は投票だって意見も聞いたことあるし。そりゃ私一人が買うのやめたところでたかが知れてるんですけど、だからって妥協する理由にはならないってことを國分功一郎『目的への抵抗』を勧めつつ言いたいところです。影響の大小とかじゃなく自分側の問題。そして自分側の問題なのでお店に対して何かを言うつもりもないです。こっちから離れるほうが話が早いし。
買おうと思ってた本は、その後に行った本屋さんで無事に見つかりました。遠回りになったけどその後に寄った好きなカフェで食べたカレーも美味しかったです。わたしのChromebookさんは「寄った」より先に「酔った」を出してくるの自重してください。

 

今日読んだ本。
『今日、誰のために生きる?----アフリカの小さな村が教えてくれた幸せがずっと続く30の物語』ひすいこたろう・SHOGEN
あとに行った本屋さんで無事に買えた一冊です。普通に新刊コーナーに積んでたからメモを見て検索機を使うまでもなかった。感想になってない愚痴はここまでだ。
帯に書いてる「効率よく生きたいなら、生まれてすぐ死ねばいい」がうっかり刺さって気になってですね。書いてること全部に同意はしないけど、何よりまず自分自身を優先し大切にするっていう価値観は(性善説前提とはいえ)響くものがありました。自分をめいっぱい満たすことで初めて、周囲の人々にも心からの優しさを向けられる。情けは人の為ならず、の対極みたいな姿勢だ。心のない優しさは敗北に似てる、って思わずハイロウズが脳内再生。
あと「ショーゲンの言葉には、体温が乗っかってないから、私には伝わらない」と三歳の娘に言われたエピソードがなかなかに衝撃的でした。目の前にいる人に集中する、ということが私も常に出来ているだろうかって振り返ると正直自信がない。残業しないのくだりといい、現代日本の日常とかけ離れているゆえに気付き満載の一冊になると思います。