まぎれもなく浮遊

好きなものも出来ることも多くないです。別名義のnote: https://note.com/toiro_k

前人未到を体現する

ねむたい日曜日。こんばんは。貧血から来るねむみで頭がぼんやりしていた事もあり、午前中は本を読んだりその感想を書いたり新日SS(スマホゲーム)やったりしてごろごろ過ごしました。そんで午後は本気のお昼寝をして目を覚ましてだいぶ身体が楽になって、頭もスッキリしたところでスマホを見たら推しが二冠王者になっていました。唐突さやらその過程の切り抜き動画やらを拝見して大笑いしたよほんとに。楽しませ方も期待の煽り方も天下一品です。大好きだ。
その後は昨日途中まで観ていたみちのくプロレスさんの10.15矢巾大会の続きを観ました。セミまで観終わったところで宅急便が届いて、もしかしてと思ったらやっぱりニベアさんと新日本プロレスさんのコラボ企画で当選した高橋ヒロム選手のサイン入りポスターでした。こないだ仕事終わりにXひらいたらダイレクトメッセージが届いていて、何だろうと思って開いたらこれの当選通知で。その直後に合流した恋人に大喜びで報告したものです。そわそわしながら待ってたけど今日届いてくれてよかった。テレワークなくなって一番困ってるの宅急便やネットスーパーの購入品の受け取りが週末に限られてしまってることです。切実な話。
テンションが上がってしまったのでみちのくプロレスさんのメインイベントはまだ観れていません。これを書き終わったら観るつもりなので、いつもよりも早めの時間に書いています。観ることで自分がどういう感情になるのかも含めてちゃんと覚えておきたい。悔しさとか悲しさとかの本来マイナスとされるものも含めて、抱いた感情を自分で引き受けて向き合うのがプロレスというジャンルを追うことだと思っています。

 

今日読み終わった本。
『遠い太鼓』村上春樹
古書市で買ったんですが、ちょっとずつ読んでたら2週間ぐらいかかりました。春樹さんがヨーロッパに滞在した三年間を通して少しずつ書き溜められた紀行文。文章が単純に尖ってて面白いことに加えて、滞在の始まりの時期が今の私と同じ年齢な事も込みで特別と呼んでも過言ではない一冊になっています。春樹さんが本気で書いたエッセイって素直に面白いのよな『やがて哀しき外国語』とか『走ることについて語るときに僕の語ること』とか(すごいどっちも書名が推測変換で出てきた)。
おいしいワインの購入に関する話とか雉鳩亭の話とか牧歌的で読んでて和むくだりがあり、都市部の車と駐車の事情やら公共交通機関とか郵便とか泥棒とかいろいろ洒落にならないくだりもありで読み応え十分です。単行本で買ったけどこれからも何度も読みたいから文庫でも手元に欲しいな。でも講談社文庫で出てるのってこんなに分厚かったっけな。ちょっと時間を置いて読み比べもしてみたいものです。