まぎれもなく浮遊

好きなものも出来ることも多くないです。別名義のnote: https://note.com/toiro_k

カスタムメイド

日曜日。ゆうべは睡眠不足をちょっとでも解消しようと思って、20時ぐらいからスマホ置いて本読み始めて21時には電気を消して寝ました。早寝にもほどがある。でもめちゃくちゃスッキリしたし回復したしおかげで元気です。寝る子は育つよ。
今朝起きてから着る服を選ぼうと思って週間天気予報をひらいたら見事に水曜日だけ雨マークついてるのが視界に入って、ちょっと待てやって動揺しつついやいや大丈夫わたしは晴れ女や大丈夫大丈夫って言い聞かせたものだったんですけど、さっき明日着る服を選ぼうと思ってもっかい週間天気予報をひらいたら晴れ時々雨の予報に変わっててヨッシャアアアってガッツポーズしました。あとは降水確率が90%から40%ぐらいに下がってくれたら上出来なんですが。もしくは外を歩いている間だけ晴れてるとか。おうちに居る時なら降っていいよ、って傲慢振りかざしつつ晴れを祈ります。雨乞いの逆ってなんだろ。晴天祈願的な?私は最強的な?

 

今日読んだ本。
『口の立つやつが勝つってことでいいのか』頭木弘樹
初読み作家さん、と思っていたけど『絶望名人カフカの人生論』は読了済みでした。いやでもエッセイは初なので初読みってことでいいか。ご病気をされた自身の経験談からちょっとした思い出話まで。こぼれ落ちかねない小さな声をそっとすくい上げるような、ささやかで優しい提案という点が終始一貫している文章。言葉にできることを箸でつまめる豆、言葉にできないことをスープに例えられていた優しさは響くものがあった。自分だけの感情をありふれた言葉に落とし込むことで、栄養がたくさん溶け込んでいるあたたかいスープを捨ててしまっている可能性もありますよね。
とまあほぼほぼ平和に読めていたけど一箇所だけどうしても納得しがたい部分があって、そこのモヤモヤが他の良さをすべて打ち消してしまっているのも確かで自分のこういう性格をめんどくさいなと思ったり思わなかったり。過ぎたるは猶及ばざるが如し、とだけ言っておきます。主張の本質には全面的に同意なのよ。