まぎれもなく浮遊

好きなものも出来ることも多くないです。別名義のnote: https://note.com/toiro_k

これも偏愛の延長戦

水曜日。2月28日。『DEATH NOTE』の夜神月さんのお誕生日です。デスノートすごく好きだった漫画で、中でも夜神月さんがとびきり好きだったんです。今はもう燃え上がるほどの熱量ではないけど、それでも好きなまんまで一年の中でも2月28日っていう日付が特別になってしまっていて未だにこの日だけは気持ちがしんみりします。2っていう数字は一番じゃないことと同義に思えてならないし、28も二番目の完全数なのでとことん「二番」なんだなって思ってしまう。十数年前の漫画ですしメディアミックスもされまくっているので今更ネタバレも何もないと思うので書いてしまいますが、命日が1月28日なんですよ。生命が終わる時に初めて「一番」になれたって事なんでしょうか。そこまで考えられているんなら残酷なことです。


昨日の荒れっぷりが信じられない勢いの定時退社に釈然としない気持ちで帰宅。太陽が完全に沈んだ後の、夜になりきってしまうまでの西の空がとても綺麗でそっち向いて歩きたいなあって思いながらちょいちょい横向いて歩きつつ帰りました。青いままで夜になっていく時の空の色が本当に見惚れるほどだったんだ。雲ひとつなかったからただただ澄んでて、そこに星がぽつぽつ見えたりとかして。真っ赤な夕焼けじゃなくて青いままの空色で夜になる時がたまにあるけど、あの現象は空が青い理由を取っ掛かりに説明できたりするんでしょうか。特にググる事もなく完全に憶測で書いています。着実に日が長くなっていっているのが嬉しいです。今朝は早起きも出来たから久々に一本早い電車に乗れる時間に家を出たんですけど、外の明るさ度合いが一気に加速していましたし。ちょっと前まではまだ夜じゃんなんて思いながら駅まで歩いていたというのに。

 

今日読み終わった本。
『老舗書店「有隣堂」が作る企業YouTubeの世界 ~「チャンネル登録」すら知らなかった社員が登録者数20万人に育てるまで~』有隣堂YouTubeチーム
言われてみれば「有隣堂」って店名を知ったのは上京してからかも…。首都圏と神戸にしか無いみたいだからそりゃそうかと。新宿のストーリーストーリー何年か前にしょっちゅう通っていた時期があったっけ(閉店したってこの本で知ってさみしい)。
「現状維持は退化」と言っていたのはプロレスラーの内藤哲也選手ですが、自分たちの信じる「面白さ」を研ぎ澄ましながら進む、そんな様子を追うのが素直に面白い一冊でした。偏愛ってやっぱり強い。YouTubeと店舗の良い循環、書店に限らずそして企業に限らず学べるものがたくさんあると思います。