まぎれもなく浮遊

好きなものも出来ることも多くないです。別名義のnote: https://note.com/toiro_k

宛名があると思えた

木曜日。晴れ。でも吹く風が冷たいうえに強いもんだから体感温度は昨日よりもだいぶ低かった。追い風のあまりの強さに小走りにならざるを得なかった駅前通りとか、寒さがつらい以上に楽しくなっちゃう勢いだったのがなんか良かったですね。連勤の後半だものそういう面白みを求めたっていいじゃないか。今朝の月は昨日と比べるともう少し高い位置にあってだいぶ白っぽい色をしていました。白い丸(平べったい)。明日か明後日には同じ時間帯でも窓からだと見えなくなるんだろうな。仕事が終わって電車を降りて最寄駅を出たところでもまだ完全に夜になってなくてほんのり明るさが残っている空の色だったし。同じように見えても全く同じ日など一日たりとも無いのだね。今日は当たって砕けろを装備して出勤したら案ずるより産むが易しでなんかもう安堵を通り越して拍子抜けな日でした。なんやねん。

 


あんなに言葉に厳格な人がそんな緩さを許すなんてあり得るんだろうか。という部分がずっと不思議だった。快哉と後悔は同時に発生し得るものだと知った。矛盾を内包したまま破綻せず生きられる強さと厚かましさを持っているのが人間だと頭では理解している。せめて最小限の誤解ぐらいの被害で済むように言葉を尽くせるなら良かったけどそれが叶うのならそもそも胸に満ちる歓びだって最初から無かっただろう。理解しているからこそ剥落が進むばかりでそろそろ修繕の必要があるかもしれないね。

勝手に仮定して勝手に考えて勝手に嬉しくなってるだけです。バイアスと不即不離。言葉を伝達手段として、それのみで捉えるなら伝わらない文字列に価値などないので大多数のその他大勢には伝わらなくてよろしい。いつだって最適解を目指しているしそのために最優先されるべきは君の行く手を阻まないこと。伝わるといいな。