まぎれもなく浮遊

好きなものも出来ることも多くないです。別名義のnote: https://note.com/toiro_k

ひとり勝手に前夜祭

日曜日。ここのところアウトプットにばっかり重きをおいててインプットが全然できてないぞっていう飢餓感があったので、今日はじっくり腰を据えて長編小説を読む日にしようと決めてたんですよ。なので日曜日にしてはそれなりに早起きして、お洗濯とお掃除を早めに済ませてじっくり読書の一日でした。なので正直それほど語ることがない、まで書いて思い出した。お洗濯が終わるのを待っている間に、録画しておいたベストアーティスト2023のAdoちゃん出演部分を観たんでした。ワンピース関連の歌で一番好きな『Tot Musica』を聴けて観れたのがたいへんうれしい。映画の内容のかなりの核心に触れる一曲だと思うんですけど、一年経ったことでこうやって披露できるようになったんでしょうか。圧巻のひとことなパフォーマンスを地上波高画質で捕獲できたのありがたいことです。このひとも歌うことにおいては憑依型だと思います。
あと推しの誕生日にそなえて画像の準備もしました。ここ数日あからさまに12月20日を煽っているので、明日あたり何らかの発表もありそうですけど心の準備はまだ出来てません。インスタでチケットの絵文字っぽいマーク🎫使ってたの見て戦々恐々ってやつです。情報解禁たのしみだけど何かやるんだったら絶対絶対ぜっっっっったい参加したいわけで、手のひらの上で踊らされまくってる次第ですよほんとに。明日起きたら何かわかるかな。わくわくだな。

 

今日読んだ本。
侍女の物語マーガレット・アトウッド
昨日の日記にも書きましたが、買う時にレジで書店員さんに猛烈なリアクションをいただいた一冊なんです。これほんといいですよね!!!って満面の笑顔で。そんで読み終わった今となっては、この一冊にあそこまでの笑顔とテンションを発揮できるって貴女なかなかの強者ですね!って言いたい気持ちです。たぶん日頃から本をたくさん読んでる書店員さんなんじゃないかなって推測。
読みたいと思ったきっかけは思い出せないんですけど(二階堂奥歯さんかな?)、ずっと読書メーターの「読みたい本」に登録してあった一冊でして。それゆえ大した予備知識も持たずに読了したので、訳者あとがきで1986年に発表された一冊と知ってひっくり返りそうになりました。今読んでも新しい、って感想は紛うことなきディストピアな内容を思えば褒め言葉にしちゃいけないかもって気持ちはあるけど素直にそう思う。オルダス・ハクスリーすばらしい新世界』のような物語を女性目線で描いたと言ったら伝わるでしょうか。重い内容だけど500ページ超を一気に読ませる文章は流石です。買う時のことも踏まえてちょっと忘れ難い一冊になりました。