今日読み終わった本。
・一人の男が飛行機から飛び降りる／バリー・ユアグロー
149話収録の掌編集なんですが、好きな話に印つけてあって再読したい時はそれだけ読むんですよ。さっき数えたら印つけてるの36話だった。25%に満たない話数なので読了と言うのも好きだと言うのもおこがましいかもしれないけど、それでも言いますめっちゃ好きなんですよこの本。切れ味鋭い言葉を摂取する事で自分自身も磨かれるような感覚があって。『遠い地域』の鋭さ美しさが本当に良いのです。ほいで前回読んだのは読書メーターによると2017年の7月だったので町田康に本格的にハマる一年ほど前なんですけど、今回読んでみて『三舞台サーカス』の冒頭1行目と『旅行記』が笑いのツボにハマって仕方なかったのはマーチダ氏の文章に対して笑ってしまうシュールさに通じるものがあるのかもしれないと初めて思った。
夏休み4日目の月曜日。夢のような一夜が明けて、まだもう少し特別な時間の中にいたい、というわがままな気持ちなのかあれですが、今日はおうちでのんびりしようという当初の計画を取りやめて急遽池袋へと行ってきました。お目当ては今日が最終日のポルノ展。やっぱり混んでて入場までかなり待ったけど、入ってからはもう楽しかったし幸せだった。デジタル寄せ書きに東京ドーム公演のお礼も書けたしリリックウォールで念願のミステーロも聴けたし。ジュークボックスは前回出たアゲハ蝶がまたも出てきて、選択肢変えたのにな？？って不思議な気持ち。もうテーマソングはアゲハ蝶という事で。
でもそんなふうに過ごせたのもわたしの住んでいるところは台風15号の影響が特に無かったおかげでもあって…。昨日の天気予報では睡眠を妨害される程の暴風雨という予報が出てたから覚悟して眠りについたんだけど、全然途中で目が覚める事もなく。なんなら電車が通り過ぎる音で起きたぐらいでした(今度のおうちは前よりも線路が近い)。でも身じたくを終えておうちを出て歩いてたら明らかに台風の影響と思われる感じのひしゃげ方をしているフェンスがあったりして。そこで初めて猛威を目の当たりにしてツイッターで各地の様子を見て愕然としました。一刻も早く日常が戻ってくるよう祈るばかりです。あなたのところは大丈夫でしたか。
