今日読み終わった本。
・チェーン・スモーキング/沢木耕太郎
こういうタイトルだけれど著者は非喫煙者。思い出話をするにあたっての連想の飛距離は体験してきた事の多さだけではなく読書量にも比例するのかもしれないね。そんな事が本当に起こり得るんだろうか、なんて野暮な疑問を軽々と凌駕する比類なきエッセイ。飛行機に乗り遅れそうになるエピソードの章だけは苛々したけれど、全体を通しては心地良く聞き入るように読めました。当時の都会や時代を凝縮させているようなくだりもあるから、そういった本がここまで普遍性を獲得しているのも凄い話。
火曜日。曇り。雨は降らず。
例によって眠気のピークみたいな夜を迎えているところです。火曜日だから仕方ないんだけど。しあわせな夜のその先に待つ眩しいとか眩いとかを通り越した現実的な朝。からの夜。眠いです。眠気はひとを饒舌にする。ほんまかいな。
喉が治ってくれたおかげで咳をする事もなくなりました。声を出せるというのはこんなにも清々しいものなのかと電話とった時なんかにひしひしと実感してます。なくしてみて初めて気付く、という話をこないだもしたな。懲りもせず。