まぎれもなく浮遊

好きなものも出来ることも多くないです。別名義のnote: https://note.com/toiro_k

シンギュラリティ

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金曜日。気持ちの良い快晴。起きてお洗濯を済ませてから各駅停車の電車に揺られて乗り換えを挟んでやってきました新横浜。わりとおなじみの会場な気が勝手にしてたけど、考えてみればダイキャス横浜は2015年の12月だったから3年以上ぶりみたい。時の流れの速さを最近ほんとに実感している。そんでダイキャスの2daysは仕事行ってからの定時脱出駅までダッシュでの参戦だったから着いた時点で夜だったし、その前に来た2014年3月のLEmFは大雨だったからこれだけ晴れてて真昼の横アリって何気に貴重だなあと思ったりなどしました。グッズのコーチジャケットが通販サイトの方で在庫確認中の表示になってたからこれは会場で買っとかないと手に入らないのでは……って焦りが芽生えて珍しく開場前販売の時間帯に向かったりなどしてみたんですけど、平日だからそこまで混んでないだろうという予想は完全にポルノさんを見くびってましたごめんなさい。何だかんだで40分ぐらいかかったんじゃないかな…。でも無事に買えたので満足しております。いま着てるコートが内側もこもこでときどき暑いからこれからはこっちを併用するのだ。もちろん職場にも着て行くのだ。ピースピース。これ書き終わったら横アリへ向かう前に晩ごはんがてら何か食べに行くつもり。

 


今日読んだ本。

・首折り男のための協奏曲/伊坂幸太郎

結果的に実験的な短編集。経緯に関してはいくらでも嘘をつけるだろうにそうしないのが伊坂さんだなあと思う。『首折り男の周辺』は良さも面白さも程よく配合されてて良き。『濡れ衣の話』と『僕の舟』はこういう奇跡を嫌味なく書けるところが好きだなと思う。『人間らしく』は本書の読後感がまさしくこんな感じ。『月曜日から逃げろ』は伊坂さんの短編の中でもベスト3に入るぐらい好き!『相談役の話』で突如登場した懐かしい地名にしばし現実に引き戻され思い出に耽ったりなど。『合コンの話』の結末で得られた驚きは著作すべてを読了していないからこそのものだったと思ってる。面白い一冊でした。