まぎれもなく浮遊

好きなものも出来ることも多くないです。別名義のnote: https://note.com/toiro_k

いまだに理性が優勢

月曜日。建国記念の日。おうちから出てないから雨やら雪やらが降ったのかはわからないけど曇天でした。そして寒かった。シャワー浴びる時に右手でシャワーヘッドのあたり持って浴びて左手で髪の毛わしゃわしゃしたりするじゃないですか、そうすると右手は温まってないままの普段と変わらない見た目なのに対して左手は急速に温められて真っ赤になるからその状態で両手の甲を並べて見比べたりするとちょっと面白いです。暗い遊びやな。昨日の夜に読友さんのつぶやきを見てたら無性にいちごが食べたくなって帰りに1パック買っといたんです。それを丸一日かけて食べつつ過ごしました。美味しいけど大粒だから一度に沢山は食べられなくてですね。いちご狩りって行ったことないけど実際いくつぐらい食べられるものなんだろう。

普段ジュンク堂を利用する事が多いのでhontoアプリをiPhoneに入れてあるんですよ。全国のジュンク堂の店舗を対象に欲しい本の在庫状況を調べる事ができたり、よく行くお店のどのあたりの棚にお目当ての本が置いてあるかを調べたりする機能(店頭に置いてある検索機械みたいに)があるのが何気に便利で。ほいで今朝いろんなとこタップしたりしてあちこち見てたら欲しい本を最寄りの店舗に取り寄せできる機能があったので大喜びで依頼しました。地味に探してはいるもののどこ探しても見つからない文庫本。こういう作業がおうちで完結するのありがたいね。夕方に確認したら在庫切れで取り寄せ不可の表示になってたけどね。ああ悲しい。Amazonで調べても中古品しか扱ってないし、ちゃんと定価で購入したいと思ったらもう電子書籍しか手段が無いのかな。でもせっかくだから紙の書籍で欲しい気持ちを諦めきれない。もうちょっと考える。

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昨日はこれを観に渋谷へ行ってきました。かわいさに癒された。あと他にもご予定は計画的にとか歩道大混雑とかまるで奇跡のような店名とかおいしい前菜とか。盛りだくさんだったね。

 


今日読んだ本。

村上春樹翻訳ライブラリー - 冬の夢/フィッツジェラルド

思ってたのの数倍良かったから手にとってよかった。フィツジェラルドにこんな一面があったとは……っていう驚きを伴う作品もあったし。その驚きは作品そのものが持つ暗さとか滑稽さが半分、世間が求める軽口の小説ではなく作家として書きたいものを書くのだという姿勢に対するもの半分というところ。5話収録で全部の作品に訳者である村上春樹氏の序文めいたコメントがついてるのもお得感ありました。そして本作を読了したおかげで新潮文庫版のフィツジェラルド短編集をものすごく再読したくなってる。奥深くにしまい込んでて取り出すのが厄介なのでめんどくささと戦わねばなのだけど。

動物のお医者さん 4巻/佐々木倫子

この巻一冊に面白エピソードいろいろ詰め込まれてて濃さが桁違い。ただただ笑えるだけでなくチョビの遭難回も学会発表回も土蔵ミステリィ回もあるという盛りだくさんっぷりでお送りしております。ところどころ挟まれる日常回に和まされつつ、ちゃんと季節が移ろい時が流れているところが本当に好き。ハムテル達も5年生になってるし。あとこれ30年ぐらい前の連載作品のはずなんですけど、菱沼さんのファッションが現代でもじゅうぶん通用するあたりに流行は巡るものなんだなと思わずにはいられないです。スカート丈とか。森博嗣さんがこの漫画を読んだ感想をどこかで目にしたはずなのにどこだったか思い出せないんですけど、そこでも菱沼さんのファッショナブルな部分に触れてたはずなんですよね確か。