まぎれもなく浮遊

好きなものも出来ることも多くないです。別名義のnote: https://note.com/toiro_k

上昇気流に乗ってゆけ

日曜日。1月28日。一年前まで推しだった人のお誕生日です。忘れられないもんだなあ、って思いながらおめでとうってツイート(かたくなに呼ぶ)しました。祝う気持ちに嘘はないのよ。
そんな今日は悪夢と呼ぶほどではないけど疲れる夢を見て目が覚めて、いつもなら起き上がる時間だったのにうっかり普通に二度寝しました。そんで寝坊。最寄りのスタバに開店と同時ぐらいの時間に行こうと思ってたのに叶わず。でも開店時間を15分ぐらい過ぎてから着いたけどお客さん私以外にはお一人しかいなくて、さすが日曜日って内心ガッツポーズでした。土曜日だと開店早々から混んでるけど日曜日だとそうでもない、ってことが最近ようやく分かってきた。これからは日曜日に行くつもりで週末の計画を立てるようにします。

 

ブログの名前を変えてみました。開設当初からずっと使っていた『己から聞こえる声』はポルノグラフィティさんの歌詞からの引用で、オリジナルじゃないことが何気に心に引っかかっていたので、いいかげんちゃんとしようと思って。ようやく叶えられてよかった。しかし『月と六ペンス』みたいになんかこう夢と現実みたいな感じにしたかったはずなのにどうしてこうなった? って自分でも思っています。思っているわりに気に入っているから救いようがないかもしれない。そんな自分がわりと好き。

 

 

今日読んだ本。
『波打ちぎわの物を探しに』三品輝起
私の「本好き」は「紙の本が好き」で電子書籍だと代替できないっていう自覚がどうしてもあります。で、この本の帯に書かれた「私たちはどうして物を買い、所有するのだろうか」っていう一文が目にとまった時、紙の本じゃないと駄目だっていう理由を深掘りする取っ掛かりになるかなあと思って読んでみました。どちらかと言うと答えを求めるよりは問いを喚起する類のエッセイだったけど、むしろ今の自分に足りてない栄養を得られたような読後感。大げさでなくそっと、しかし確実に反旗を翻す。
あとすごく馬鹿みたいな感想を言ってしまうんですけど、語彙が豊富な人の文章って読んでいて心地良いものですね。固有名詞に限らず、奇態とか拮抗とか間欠泉とか他にもいっぱい、自分にとっての「普段使いの語彙」の外側にある言葉たちをたくさん摂取できてバチバチに刺激を受けた。他にも著作があるみたいだから読んでみようかな。