まぎれもなく浮遊

好きなものも出来ることも多くないです。別名義のnote: https://note.com/toiro_k

それでも地続きです

日曜日。昨日の日記でやりたいことがあるから早起きするんだって書いたにもかかわらず、いろいろなことが重なりたおして実行できずじまい。そんな日もある、で片付けるのも悔しいんですけどそんな日もあります。明日からのことを考えて元気出します。弊社は基本的に30日が仕事納めなんですが、今年は30日が土曜日なので仕事納めは29日です。休日ダイヤの罠に巻き込まれることがないのでひと安心。今ひと安心って書いて思い出したんですけど「一段落」は「いちだんらく」が正しいそうですね。わたし「いちだんらく」は文章の段落で「ひとだんらく」が物事の区切りだと思ってたんですが、後者は普通に読み間違いって知ってマジか!!ってびっくりしたものでした。ひと安心みたいに他の言い方で「いち」じゃなく「ひと」って読ませるから混ざった説ありそうですね。なんの話だっけ。そうだ電車のダイヤだ。平日ダイヤとはいえ、週末に近づくにつれてだんだんカウントダウンみたいに乗客数が減っていくんです私知ってます。だから敢えて休まないのも確かです。淡々と毎日を生きよう。

 

今日読み終わった本。
『好きなことはやらずにはいられない 吉阪隆正との対話』アルキテクト編
先週行ったリーディンライティンに積んでて、タイトルが気になって目次を見たら「曖昧」や「矛盾」という単語が章題になっていたんです。だから、これわたし絶対好きなやつ!って買ってみた次第。それゆえ正直に言いますが、吉阪氏のお名前も建築家だったことも今回初めて知ったぐらいです。
しかしよかった。建築に関することを語りつつ普遍性を帯びた箴言の様相を呈する言葉たち、天才の発想や言葉が図らずも詩情を帯びる様を彷彿とさせる。透徹度合いが似てるのかもしれない。

 

今日読んだ雑誌。
『ブルータス 2024 1/1・15合併号 理想の本棚』
999号おめでとうございます。そんなタイミングで年末恒例の本特集が巡ってくるって持ってますな。そんでもって今年は本棚!本棚の特集ですよ!!そりゃテンションも上がるってもんです紹介されなかった本も含めて背表紙じっくり眺めたおかげで読みたい本の増加度合いが例年以上でした。あと本棚から所有する本のあり方までほんとに十人十色なのに、みんな本が好きってことが根っこにあってなおかつその「好き」を各々の言葉で語る様が読んでてただただ幸せでした。「感情に捨てるところなし!」はプロレス観始めて得心できたことでもあります。
余談ですがリチャード・パワーズ『舞踏会へ向かう三人の農夫』を個人的な年末年始の課題図書にしてるんですが、これ解説が小川哲さんなんですね。初めて知った。小説よりも先に解説を読むことになるかもしれない。