まぎれもなく浮遊

好きなものも出来ることも多くないです。別名義のnote: https://note.com/toiro_k

まだもう少し内緒で

火曜日。定時退社して今日お休みのひととごはん食べていろいろ喋ったり本屋さん行ったりして帰宅して今です。たくさん話したいことがあったはずなのに、というもどかしさを今になって抱いている。タイムラグ。その分来週お休みとってる日にのんびりたくさん話すからいいのだって自分を励ますのです。
明日発売の週刊プロレスの表紙がおととい観に行ったみちのくプロレスさんのメインイベント・フジタ”Jr”ハヤトさんと高橋ヒロムさんのツーショットなのが最高に嬉しいです。買うの一冊で足りるだろうか。というか試合後の表情見てるだけでもすでに思い出して涙腺が刺激されるんですけど明日の朝に出先で手にとって冷静でいられるんだろうか。とはいえ読めるのはすごく楽しみです。早く明日になれ。
そんで週プロ表紙を最高に嬉しいと書きましたが、他にも嬉しいことがありました。自然に顔がにやけてしまう。待ち遠しいです。

 

今日読了登録した本。
『犯罪』フェルディナント・フォン・シーラッハ
短編集。日曜に行きの東北新幹線の車内で最後の一編まで読んで、最後の一編は昨日の出社の通勤電車で読みました。眠すぎて感想書く元気がなかった。やっぱり眠ると元気になるね。
書名のとおり罪を犯した人々がそこに至るまでを語る内容で、起きた出来事を淡々と綴る文体なのにこの詩情は何なんだろうと不思議な気持ちになる短編たち。とことん削ぎ落とした先に到達する透徹というか、削ぎ落としたことで生じる余白ゆえに想像の余地が生じるというのか…。かなり悲惨な状況も描かれている筈なのにそんなふうに感じるあたり、改めて稀有な作家ですシーラッハ。本作は三度目の読了だけど、未読の作品も読んでみようかな。