まぎれもなく浮遊

好きなものも出来ることも多くないです。別名義のnote: https://note.com/toiro_k

つかず離れず繋がりたい

雨のち晴れの月曜日。祝日。この数日早起きを重ねたり長時間並んだりして無理を重ねているので今日はのんびりしようと心に決めていた日でした。その通りにのんびり過ごした。お洗濯しなくても済んだのは昨日いったんおうち帰ってきたからこそだったので昨日の自分にありがとうと言う。ありがとう。

疲れからなのか何となく頭がスッキリしなかったので久々に紙に文字を書きました。時間いっぱいはとにかく手を止めずにひたすら思い浮かぶままに書き続けるというやつ。いつもは15分間だけど今日は20分間で。そんでいつもなら終わった後に頭というか脳に高速回転後みたいな清々しい痺れのようなものを感じるのだけど今日はそこまでじゃなかった。どこかで目にした「睡眠負債の解消にはそれなりの時間がかかる」的な文言が頭を過る。深刻だね。でも枯渇でないならまだ救いはあると思うのも確か。そんで今夜はカフェイレなのでこの後ちょっと寝てまた起きるつもり。早寝は明日頑張る。

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ついに今日で最終日なんですね喫茶ポルノ。15周年の時にCDジャケットで目にした光景を、20周年を迎えた今になって立体で見られるのを通り越して食べられるだなんて凄い事だなと思う。愛に満ちた素敵な企画をありがとうございました。

 


今日読み終わった本。

・五つのパン/カレル・チャペック

相変わらず表紙がかわいいヨシタケシンスケ氏のイラスト。和む。しかし読んでみたら先日読了した同シリーズのカフカ同様に児童書で発売する事をよく決めたなと思えるなかなかのシュールさとブラックさに満ちた短編集。著者初読みだったので楽しめました。天衣無縫の才能を摘むのも投げやりな肯定を放つのもいつだって外野なのだ。当事者でなく。しかし立場が変われば外野も外野でなく当事者になるわけで、その辺は今読んでる井上達夫氏の著作と通ずるものがあるかも。極端を突き詰めた結果がこのブラックさが味わい深い短編小説というのもよく分かるので、考える事とフィクションを楽しむ事を並行してやれたら最高なんだけども。『法律案件』と『記録』と『五つのパン』と『足跡』が好きです。あと関係ないけど『飛べた男』を読んで、昔こういう夢を見た事があるなと思い出しました。最初は実家の庭で飛ぶ練習ををして垂直に7メートルぐらい飛べるようになったのが最終的には地上3千メートルぐらいの高さを飛んでた。見える景色と西日を浴びて燦めく海が激烈に綺麗だった。