まぎれもなく浮遊

好きなものも出来ることも多くないです。別名義のnote: https://note.com/toiro_k

夜の女王だった由来

のんびりの土曜日。朝お洗濯して干した直後に曇ってくるわなんか雷鳴みたいな音が聞こえたような気がするわでハラハラしていたけど時間が経ったら無事に晴れてくれました。よかったよかった。洗濯機回す時はお天気を確認してから、って頭では分かってるけど毎回忘れる。開始時間が早いのを失念していてワールド生配信も見逃したの今日ほんとうっかりが過ぎる。メインイベントが壮絶なことになっていたのでちゃんと観ます。
ここ最近ひらいてなかったマストドンのアプリを久々に起動したら、バグなのか何なのかタイムラインが全く表示されずですごい寂しい光景になってました。ここで日記を毎日書くことを再開して多分ひと月は経ったはずなんですけど、日記書いてると不思議とつぶやきたい欲が芽生えないみたいです私の場合。と言いつつ紙の手帳に書く方の日記は年始からずっと続けてきていたので必ずしも日記のおかげというわけではないか。日記とブログの違いを正直なところ分かってない事に気付いたので調べました。個人の日々の記録なら日記、お役立ち情報の発信って要素が大きいならブログ、でよさそう。でも日記ブログとかのジャンルもあるしわけわからんですね。
ところで昨日書いた内容を思い出して『大誘拐 映画』でググったら来年2月に舞台化という情報が出てきて画面二度見しました。あの内容を舞台作品にってだけでも驚きなのに、四人の役者さんが様々な登場人物を演じるとのことで。かなりの大冒険だ。

 

今日読んだ本。
『パパイヤ・ママイヤ』乗代雄介
乗代さんの小説はアンソロジー掲載分とデビュー前に個人サイトに掲載していた掌編をまとめた一冊を除いて既刊全部読んでるんですけど、一番好きな作品はこれだと言ってしまってもいいかもしれない…としみじみ感じた再読でした。脳内世界を文体に落とし込んだような『十七八より』も好きだけど、地の文を少女が語る形式という共通点ながらその姿勢は対極というか…。読みながら解釈と納得が必要である文章も読んでて面白いし愉しいし、それとは別に澄んだ水が染み渡るようにただただ素直に読めて燦めきに胸打たれる小説もまた素晴らしい。今の自分により響くのは後者というだけの話だと思います。きっと『十七八より』を再読したら最高傑作とか言うんだろうな。
あとやっぱ乗代さんの登場人物って会話を無理なく自然に読めるのがすごく心地良いんだ。この年代の人がこんなこと言う? みたいな引っ掛かりがなくて普通に耳で聞くように読めるって小説において私の中ではほんとに大事なことなんです。読み終わって秘密を共有したような気持ちになれるのも悪くない。この本は絶対に単行本で所有し続けるのだ。