まぎれもなく浮遊

好きなものも出来ることも多くないです。別名義のnote: https://note.com/toiro_k

欲張りかもしれない

土曜日。おうちから出ずひたすらお掃除したり洗濯機を回しては干したり。お洗濯三回やってたくさん干した結果全部しっかり乾いてくれてほんとによかった。明日は雨予報ですもんね。気温が下がるそうなのであったかくしたほうがいいです。
昨日買ったベーグルは外側が若干固くなってはいたものの、内側もちもちだしフィリングみっしりだしで美味しさと食べごたえのかたまりでした。サイズがそんなに大きくないからって思ってふたつ買ったのに、ひとつ食べたら十分おなかいっぱいになったからもうひとつはお昼ごはんに回したぐらい。これは通うこと間違いなしです。

 

暇さえあればAdoちゃんの『唱』を聴いているとこの日記にも動画リンクを貼った記憶があるんですけど、出社日の朝メイクする時に聴いてたりもするから、テンションが上がる歌として刷り込まれてる実感があるのです。
だからなのかおうちで過ごした今日は新曲の『クラクラ』をずっと聴いてました。伸びやかな歌声から明るい曲調からブラスバンドからストレートな気持ち良さで溢れてるのに、こう来るかなって思ってたら躱されたりする。やたら癖になる歌っていう印象。
ちなみにアレンジが菅野よう子×SEATBELTSだそうです。バックバンドも。納得。

youtu.be

 

今日読んだ本。
『0メートルの旅 日常を引き剥がす16の物語』岡田悠
今日はお昼寝をしようと思ってたんですけど、この本が面白すぎて興奮のあまり寝る暇がありませんでした。久々に嬉しい出会いができた。
著者は47都道府県すべて訪れ、海外旅行も積極的に行われている方(会社員で有給消化率100%は羨ましい限りだし超ホワイト)。今まで行った場所で自宅から最も遠い南極(16350000メートル)に始まり、だんだん距離が縮まってきて最終的に自室の0メートルに達する16の旅行記でした。面白い構成。
書店でタイトルだけ見て旅に関する短編小説??ぐらいの印象で買ったので、いろいろ良い意味で裏切られたし波乱万丈と奇想天外を地で行く旅行記が素直に読み応えあるし、それらを経て著者がたどり着いた”旅”の正体を語るくだりを読んでてうっかり泣きそうになりました。引き剥がした先で出来た思い出は回帰した先の日常を確実に輝かせるし見える景色をも変える。すごく染みた。今日読めて本当によかったです。

 

ちなみに今週月曜の両国国技館に行く前に行った、蔵前にある『透明書店』で買った本です。恋人から教えてもらって気になっていて、両国まで行くなら良い機会だと思って連れて行ってもらったのでした。

tomei-bookstore.com

そこで初めて存在を知った一冊で、奥付を見たら2020年12月発売だったからもう3年近くが経とうとしているのに初めて知ったというのも面白いと思うんですけどいかがでしょうか。普段行くような大手チェーンの書店だとどういう棚に置かれるんだろう。ちょっと次に行ったら検索機で探してみようと思います。