まぎれもなく浮遊

好きなものも出来ることも多くないです。別名義のnote: https://note.com/toiro_k

ピエタ

金曜日。快晴。寒かったね。トーキョーは北風ぴいぷうを通り越してびゅうびゅうでしたよ。ぬくぬくのコートに助けられている。今日はイレギュラーな出来事が盛り沢山で賑やかな一日でした。応援したり参考にしたり喧々囂々だったり両手の指先全力で駆使したり。自分は本当に屑だと思いもしたけれど。全然関係ないけどiPhoneの推測変換って誤字を自動で判別して適切な変換を先頭に出してくれるみたいな機能あるみたいじゃないですか。わたしこの「~だと思いもした」って書き方がしたくてそのまま素直にiPhoneにひらがなで入力してるのに誤入力だと判断されるみたいで推測変換の先頭に「思いました」が必ず出てきてめっちゃ紛らわしいんですよ。字面が似てるから思わずタップしそうになる。iPhoneちゃんあなた賢いんだからそろそろわたしの言葉遣いを覚えてくれよ。

明日はヒキコモリホリデイを過ごすつもりで食材を買いに寄ったスーパーの入り口近くの目立つところに大量のチョコレートが並んでいてああそういう時期かと思い至りました。平和。ところで明日『パンク侍、斬られて候』の映画を24時間限定で一本まるまる無料配信なる企画をするそうですけど大盤振る舞いっぷり半端ないですね。あの荒唐無稽なストーリーをどうやって映画化したんだろうって気になっていたものの観れてなかったのでこの機会に観たいところ。

 


今日読み終わった本。

筒井康隆/農協月へ行く

読書メーターでいろいろうだうだ書いたけれど、結局のところ「面白がる事と肯定する事は別」というところに集約されるのかな、と思った。それと同じで嫌悪する事と否定する事もまた別の話で、収録されてるあの話とあの話が読んでてほんっっっっとに不快だったけど昭和の時代に発表された作品であって前時代の価値観で書かれたものである事を、不快感で苛々するのは平成の終わりを生きるわたし個人の主観で感想である事とともに理解はしている。それを無視して今抱く不快感だけ掲げて作品そのものを否定するのは違うんじゃないかと。でも本当、読む事でそこまで考えさせられた時点で作者の大勝利だよ。