まぎれもなく浮遊

好きなものも出来ることも多くないです。別名義のnote: https://note.com/toiro_k

浸って浸かって浮上

今日読み終わった本。

1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉前編/村上春樹

1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉後編/村上春樹

朝日新聞掲載の平成の30冊という企画で第1位だった作品。そんでわたしにとってはポルノさんがカメレオン・レンズをリリースした頃に友人から勧めてもらった作品でもある。遅くなったけれどようやく手に取って、そんであの歌の解釈が自分の中で拡がりを見せた事に唸ったりなどしています。ふたつの月。全巻読み終えた頃にはまた更に違う景色が見えるのかも。そんでそのカメレオン・レンズの解釈を抜きにしても、重いリアリティとファンタジーが交錯し進行する物語と、別々の世界を生きている(ように思える)二人の近接にハラハラさせる展開、今いる世界の不確かさに眩暈がする読み心地がなんとも独特で。それを村上氏の文章で書かれているのだからちょっと得難い読書体験です。めっちゃ気になるところで終わったようやっぱ続きも買っとけばよかったよう。

 


月曜日。晴れのち曇り。強風。朝ゴミを捨てに行ったらいつもは既に捨てている人がいるはずのゴミ捨て場がガラガラで、みんなやっぱり旅行なり里帰りなりで出かけてるのかなと想像。わたしはトーキョーでおうち大好き人間。

そんでこれ。

f:id:k31x31:20190429210724j:image

f:id:k31x31:20190429210732j:image

なんとなく平成のうちに観ておきたいなと思ってようやく開封の儀。BE高松の会場で注文して発売日に届いてようやく。カフェイレまでに観終わりたいから今日のところはこの辺で。