久々のポルノさんのワンマンライブ参戦から一夜明けた本日は、明日と明後日の札幌公演参戦に向けて釧路から札幌へと移動するための日でした。
天気予報を見て覚悟はしていたけど、いざ札幌の地に降り立って傘がないと雪だるまになりかねない勢いでごうごう降る雪の中を歩いてると今朝の釧路の快晴のほうが冗談みたいに思えてくる不思議。
朝食ビュッフェを適度にいただいて(ホテルの朝食で出てくるふわふわふかふかのスクランブルエッグってなんであんなに美味しいんだろう)チェックアウトして駅のコインロッカーに荷物を預けてから、昨日のライブのMCで晴一さんがお昼ごはんを食べに行ったと仰ってて気になった和商市場へ。あらかじめ注文しといたほかほかごはんを携えて好きなお店に行って、その場でごはんの上にのせて海鮮丼にしてほしい具材を言ったら目の前でのっけてくれるっていう勝手丼なるものが有名らしくてそれを食べました。朝ごはん食べた直後だったからごはん一番少ない量にしたので結局5種類ぐらいの魚を選んだかな(ウニとイクラが苦手なのでだいぶ安上がりな奴です)。釧路産って表示のあるものを基準に決めたから魚の名前まったく覚えてないけど全部が全部めっちゃ新鮮で美味しかった……朝ごはん食べた事も忘れる勢いで一気に食べたで…。一緒に頼んだかに汁(蟹のお味噌汁)もあったまる幸せの味だった。こういう自宅での再現が困難を極めるものに舌鼓をうてるのも旅の醍醐味ですね。
その後は釧路駅構内にある古本屋さんを眺めたおして3冊買って、特急の発車時刻までまだ時間があったから喫茶店でコーヒーいただきながら昨日のライブを反芻して幸せな気持ちになってたらあっという間にちょうど良い時間になってたからコインロッカーから荷物を回収して電車に乗りました。出発の15分ぐらい前かな、始発駅だからというのもあるだろうけど早めの時間から乗り込めるのありがたかったです。
せっかく初上陸の広大な北の大地を移動するのだから、って事で絶対に陸路で行こうって決めてたんです。なので特急電車に4時間揺られたわけですけど、釧路が快晴で札幌が雪っていう天候だった事もあってお天気が移り変わっていく様子が目に見えて分かったのがすごく面白かった。あと知らない土地を行く時に車窓から景色をぼーっと眺めるのがとても好きなので、本州ではちょっとお目にかかれない光景だなあって何度となく考えつつぼーっと窓の外を眺めてたから何だかんだであっという間の時間だったな。
夕方頃に降り立った札幌はすでに暗くなってて、最初はまだ雪は降ってなかったけどホテルに荷物置いて出かけた後ぐらいからはもう冗談抜きで勢いよく降り始めましたね。今日1日で本当に去年見た量と同じぐらいの雪を見た気がする。
JRの展望台に登った。
勝手丼を食べたのが朝の9時半ぐらいでそのあと特に食事らしい食事をしなかったのでお腹が空きすぎてて、5時過ぎぐらいに晩ごはんがてらスープカレー。食べ終わる頃には身体ぽかぽかを通り越して汗が出てきて効果に恐れおののいたよ。
ちょっとは手加減してくれないかなって勢いで降る雪。ちょっとは手加減してくれないかな。
その後は雪に完敗しておとなしくホテル帰って、お風呂入ってのんびりサン・テグジュペリの『人間の土地』を読了。ほんとは『夜間飛行』を再読したいんですけど初読の時に文章に結構苦戦したので、まだとっつきやすいこちらに先に手を出す作戦。背筋が伸びる良書です。
※ネタバレは無いです
序盤にも書きましたが、昨日は久々のポルノさんのワンマンライブだったのです。前から2列目で晴一さんが真正面になる席という夢のような距離感だったおかげで今でもまだ夢の中にいる感じ。わたしは乱視があるのと仕事に影響しないようにコンタクトレンズの度数を低めに設定してあるので普段から遠くは見えないんですが、昨日は昭仁さんの両目がキラキラしてるところや晴一さんの頰が汗で濡れてるところまでちゃんと肉眼で見えたのが堪らない気持ちになりました。お二人とも生身の人間なんだなって事を実感として思い知らされたというのか、そういういろいろな感情で胸が満ちた。人生で初めて行った土地で最高の思い出をもらったの感謝しかないです。また来たい釧路。
明日の札幌は2階席なので、また全然違う景色になるんだろうなあって事が今から本当に楽しみ。これ書き終わったら早めに寝ます。おやすみなさいまた明日。
