まぎれもなく浮遊

好きなものも出来ることも多くないです。別名義のnote: https://note.com/toiro_k

カラスの重量感

推しに翻弄されまくりの木曜日。ねえ12月20日に何かあるの? わたし年末の後楽園ホール2連戦行く予定だからそれに備えて22日で希望休の申請しちゃってるんだけど20日に変えたほうがいいの?? 詳細早めに知りたいけど、情報解禁は溜めに溜めて12月4日(※お誕生日)とかあの人なら普通にやりそうって思っちゃうので、めちゃくちゃ悩ましいけど明日出社したら他の人のシフト確認してみようと思います。変えられそうだったら変えてみる。人事を尽くして天命を待つってやつです。なんか違う?

 

どれだけ時間が経ったとしても、今日の日記のタイトルを見たら今朝の出来事を思い出すんだろうなきっと。普通に職場への道のりをてくてく歩いていたら頭頂部に衝撃があって、えっ?? と思ったら大きめのカラスが見事なほどの滑らかな飛びっぷりでもって私を追い抜き前方にある自動販売機のほうへ飛んでいくのが視界に入りました。もしかして飛ぶのに足場に使われた? って気になってるけど背後から飛んできたのでよく分からないままです。受けた衝撃も頭頂部全体だったし。早朝の通勤が幸いして(って言っていいのか謎だけど)周りに人もほとんどいなかったとはいえ、それでも近くに他にも歩いてる人いたのになんで私なのか。カラスって意外にずっしり重いんだな。
そんで昨日の続きですが、やっぱり日記のタイトル、わたしはAIに頼るよりその時のテンションで考えるほうが性に合います。不思議とそういうふうに考えたものほど、何年経っても記憶を呼び起こす鍵みたいな役割をしてくれるんだ。

 

今日読み終わった本。
『この世のメドレー』町田康
ひっさびさに浸かりましたマーチダ文学。余と袂くんのやり取りから奇想天外を通り越してんなアホなっていう展開が次から次へと繰り広げられる、そんな状態をこの世のメドレーって言葉で括ったその言語感覚に拍手喝采なんだけど。同時に本書を読むうちに、ひとりの人間が生きること自体がずっと良いことも悪いことも何から何まで、それこそ生まれてから死ぬまでが地続きってことを、超然者でも何者でもないただの凡人って事実を踏まえてめちゃくちゃ突きつけられます。根がドエムなのでそういうふうに心抉られるのはむしろ善き読書体験として有り難く思う質ですハラショー。なんか初めて読んだ時より再読を重ねた今の方が好きかも。袂くんの別名で無限に笑える。