まぎれもなく浮遊

好きなものも出来ることも多くないです。別名義のnote: https://note.com/toiro_k

這い蹲って折り返し

今日読み終わった本。

・人生を救え!/町田康いしいしんじ

どんな組み合わせ…??って疑問だったけれど仲良しみたいでなによりです。対談と銘打たれてはいるものの実際はそんな堅苦しさは微塵もなく、浅草とか大手町とかお台場とかの東京っぽい街をお二人がぶらぶらしながら気ままに喋る様を書きとめた感じ。ライブハウスの開場直後に遭遇して1番から5番までの方お入りくださいって声が響いてる場面があるのだけど、お二人がだいたい1頁分お話をした後に1000番の人が呼ばれてて。その場でものすごく時間かけて語り合ってたのかそれともそのライブハウスの入場の呼び方がざっくりすぎるのかどっちだろう……って冷静に考えてしまった。前者だとしたらかなりの量の言葉と時間が削られてるって事になるわけだし。そんで対談に字数めっちゃ割いてしまったけどこの本のうち半分はマーチダ氏が一般人の悩みに答える人生相談が占めてるわけで、なんでこれ組み合わせようと思ったのか謎ではあるけど面白いのでいいです。「私憤は他人にとっては純然たるギャグ」って至言だと思う。

 


水曜日。久々の雨、って書いた後で気付いたけど久々ではないね。先週木曜に降ったね。雪へと変わった事のほうがインパクトあってすっかり忘れてた。お天気予報だと斜めに降る雨マーク表示だったから冷たい豪雨みたいな勢いでざんざん降ったりするのかなあ嫌だなあとか思ってたのにわたしが外を歩く時間帯は降ってないに等しいほどの小雨で若干拍子抜け。あと寒くなる予報も出てたからもこもこを着てもこもこを履いて出勤したけどそんなでもなかったな…。朝の電車を降りて職場へ歩く時だけ厳しい寒さだったけど他はそうでもなかった。帰り道なんて暑すぎてコートの前あけっぴろげにして歩きましたし。あと帰り道に吐く息の白さがいつも以上に際立って見えた。なんか前を歩く人の息が白いのがいつもよりもはっきり見えるな、ってふと気になったのがきっかけ。ちょっとしたスモークみたいな勢いになるから長めに息を吐いてみるのが楽しかったりとかしてさ。雨のおかげで湿度が高かった事と関係があるのかな。となんとなく考えたりなどしつつ、確認もしようと思ってグーグル検索で世界を見たら南極では息が白くならないという雑学を手に入れました。今後披露する機会あるかな。