まぎれもなく浮遊

好きなものも出来ることも多くないです。別名義のnote: https://note.com/toiro_k

俗に言う爆心

金曜日。雨のち晴れ。おうちを出た時にすでに小降りだったから傘を持って行くか一瞬迷って念のため持って行ったら電車を降りて職場を歩く時にはもう止んでてそのあと見事に晴れてくれたので完全に荷物になってしまってそんなもんだよって思いました。そういうもんだよ。折りたたみ傘はかばんの中で場所をとるからあんまり好きじゃないので毎回ビニール傘を携えて行くわけです。そんなこと書いてたら傘を握りしめていた梅雨の晴れ間のことを唐突に思い出したりなどしてほっこり微笑んだりなど。そんで今朝の行きの電車から読み始めた町田康氏のエッセイに、自宅にある傘を数えたら十九本あったって書いててこっちでも傘の話かいなって現実に引き戻されてちょっと笑った。読んでいて心地良い文体というのは得難いものです。大事にした方がいい。

今日は午前中ものすごく体調が悪くてこれはもう今日やるべき事がひと段落ついたあたりで早退させて頂くべきなのではないかなどうしようどうしようと結構長いこと煩悶していたのにお昼を過ぎたあたりでけろっと治って結局その後も仕事して定時で退社してきました。何だったんだろあの急転直下。天気?気圧?謎。そんで今はツイッターで見かけた「もう二度と見たくない映画」の話題を読み耽ってたおかげで気力ゴリゴリ削られています。ただただ酷すぎて二度と観たくないという主張なら笑って読めるけどそうでなく、作品世界の壮絶さやら展開の重さやらに精神的にやられるせいで凄い作品なんだけれど二度は観れない……という作品の説明はやっぱり熱量が高いから未見であっても揺さぶられるし抉られもする。こういうのたまにこんなふうに怖いもの見たさに飛びこんでみて後悔する奴(バカタレ)。いろんな人が挙げるせいで何度も登場してきてタイトルを覚えてしまった作品もちょいちょいあるけどこの上さらにあらすじやネタバレを調べたりなどしたらさらに気力抉られて眠れなくなるの間違いないのでおとなしくおふとんに入る。そんで新しい朝を迎えるのだ。おやすみ。