己から聞こえる声

好きなものも出来ることも多くないです。

不即不離

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今日読んだ本。
神林長平/アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風
3部作だと思ってのに終わりじゃなかった…!!2冊目と3冊目(本作)の発売までに10年が経ったらしいので、次巻もそれぐらい見越しておいたほうがいいのかな。それなら楽観的に見積もってあと2〜3年なのだけど。
正直に言って森博嗣『赤目姫の潮解』を読んでなかったら途中で心が折れてたかもしれないです。SFの縦糸と哲学の横糸で金襴緞子の織物を仕上げるみたいな(わかりにくい)、観念的なのに重層的で油断したらすぐ置いてきぼりになりそうだったから必死にしがみつく勢いでいつも以上にゆっくり読んだ。深井大尉が雪風に対して感じた自律は人間同士の関係性であっても理想だと思う。1巻目で突き放されて2巻目で近接して、そうして3巻目でようやくここにたどり着いたのだなと思うとじんわり嬉しかった。
最後の邂逅の場面でわたしの眼前に見えたのは鮮やかで雲ひとつない青空だったんだけど、読み終わってしばらくして理由が分かった。過去に3度行った入間基地航空祭で、頭上の本当に真上をものすごい速度で飛ぶブルーインパルスを仰ぎ見た時の光景の連想だ。


おうち大好き日曜日を過ごした割にいろいろあったんだけどなんかもういいや…。今はひとまず黒い鏃の余韻に浸らせてほしい。
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あまいあまい。
(↑ここだけ書くとメロディなのかグァバジュースなのか愛という果実なのかわかんないね)