己から聞こえる声

好きなものも出来ることも多くないです。

6で満喫

代官山の蔦屋に行きたいからお出かけする気満々だったんですけど、それよりまず先に寝る時のおふとんをはやいとこなんとかしないとしんでしまう!という切実で現実的な事実に気付いてしまったので午前中いっぱいかけて洗濯機にがんばってもらった土曜日です。蔦屋は逃げないから来週でもいいけど寝る時のおふとんはいいかげんシャレにならないからね冗談抜きでね。普段の週末のお洗濯と冬用の毛布と、夏用のタオルケット敷きぶとんのシーツ掛けぶとんのシーツとで計3回分の洗濯機フル稼働。昼間に光化学スモッグ注意報出てたけど放送聞こえた時にはとり込んでも問題ないぐらいしっかり乾いててくれたから快晴でよかった。生きてこの夏を乗り越えて9月6日を迎えなければならないのだよわたしは。


今日読了した本。
川端康成/掌の小説
122本の掌編集。短いお話ばっかりだから通勤の電車移動やらお昼休みやらに最適の一冊だった。でもそれでもそんな短さながら、こちらが想像をめいっぱい駆使しないとあっという間に振り落とされて置いて行かれそうなぐらいの情報量に満ちた文章だったから一話読み終えるごとに余韻に浸って気持ちリセットして、って事を繰り返してたおかげで気付けばすごい時間かかってた。これまた時間経って再読したら好きなお話も変わるんだろうな。再読への期待が募る一冊っていいよね。
>別れる男に、花の名を一つは教えておきなさい。
>花は毎年必ず咲きます。
上記の文章、川端康成の言葉だという事実だけ広まってるおかげで予め知ってたから登場した時にこれだったのかー!!ってめっちゃドキドキした。この作品だったのか。


今日読んだ本。
芥川龍之介/蜘蛛の糸・杜子春
窓辺とかの光が当たるところで読むと両手のひらが真っ赤に染まる2017年プレミアムカバー版で読了。昔話めいた勧善懲悪だったり昔話では語られない皮肉だったりいろいろ面白かった。少年少女のために書かれた、ってわざわざあらすじに書いてあるのも頷けるぐらい読みやすい文章だったから次はまた別の作品がいいなと言いたいところなんですけど、だいぶ前にブックオフで見つけた2009年プレミアムカバー版が手許にあるんですよね。灰色にキラキラの銀色の文字のやつ。内容同じだけど両方きれいだから手許に置いときたいけど読んでない本を本棚に足すのは私の信条に反するからやっぱりこっちが先かな。
バリー・ユアグロー/一人の男が飛行機から飛び降りる
149本の掌編集。昨日考えた本のときめきタイトルのやつに足すか悩んだ一冊でもある(これと『じゃあ君が好き』と『九マイルは遠すぎる』のみっつの中からひとつどれにするか悩んだ)。前回読んだ時に折って目印つけといた好きな作品だけ再読。全然琴線に触れない作品も多いんだけど好きな作品はもうとことん好きだから生涯読み続けたい。短さの中に切れ味鋭い突飛さが充ち満ちてて堪らんのです。
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去年読んだ時の読書メーターのコメントから拾ってきた。今だったら『牛乳』は星みっつに昇格です。そんで『庭』の澄んだ驚きと『三舞台サーカス』の最高に意味が分からない最初の一行目と最後の一文と『時禱書より』で眼前に広がる光景と『木こりたち』の理解した瞬間ゾッとする怖さが今回もやっぱり好きだと思った。そんでこれまた時間経って再読したら好きなお話も変わるんだろうな。再読への期待が募る一冊がたくさんあるっていいよね。