己から聞こえる声

好きなものも出来ることも多くないです。

日曜日です。
回復のためのヒキコモリホリデイ2日目でした。出かける予定のない休日にいつもと同じ時間に起きて同じように朝ごはん食べてしまって、いつもだったら着替えて化粧をし始めるあたりの時間から本を読み始めて没頭して気付いたらだいぶ読み進んでるのにまだお昼前!みたいな体感をすごい贅沢だと思う人間なので出かけないって決めてる日でも本当は早起きしたいのです。でも今日は目が覚めてからなんだかんだで三度寝ぐらいしてて結局おふとんから出たの9時前でした。いつもより2時間半余計に眠っておる。にもかかわらず既にねむたい21時32分が不思議でたまらん。なんでや今日すごいのんびりしたやろ。
いろいろ眺めてたら行きたい場所が出来たから次の土曜日に行こうと思ってます。休日をどう過ごすか決まってない状態というのが苦手で、早めに決めてしまってそこ目指して平日を駆け抜けてあらかじめ決めてあったそのままに過ごすのが好きなのです。だからポルノさんがツアーやってる時期だとすごい心穏やかに過ごせるみたいなとこある(ライブの日以外は家から出ない)。とりあえず次の楽しみ目指して明日からもまた戦おうじゃないか。


今日読んだ本(2冊ともネタバレ自重してないです)。
オルダス・ハクスリー/すばらしい新世界
昔読んだ本谷有希子の『江利子と絶対』収録の短編で読んだ○○○○を○○○○○で○○○る場面が心底トラウマになっててあれ以来同じ著者の作品にはいっさい手を出してないぐらい引きずってるんですけど(でも表題作で引きこもりの女の子が犬に絶対って名前をつけるセンスには今思い出しても惹かれるものがある)、そんなふうに読んだ本で長く長く引きずるぐらい嫌な気持ちにさせられた事ってその一件ぐらいしか無かったはずなんですけど…………こんなもん更新せんでもええわい……。最後のアレを面白がって読めるセンスが自分にはなかったのだと諦めるしかないのかなと思う。でもディストピア小説読みたさに検索するとレイ・ブラッドベリ華氏451度』と並んで挙げられる定番の作品なので一度は挑もうと思ってて念願叶ったかたちだし、1932年に書かれた作品なのに大量消費を推奨する社会のありかたを流行という煽動に置き換えたら現代でもしっかり通用するあたりといい、読んでみて名作と言われる所以もよく分かったのでひとまずは満足です。とりあえず読友さんが書かれていた「ユートピアを追求すると行き着く先はディストピア」というコメントに全力で首肯したいところ。
あとまだ1週間しか経ってないけど、ちょっと気になる事があって劇団イヌカレーの『ポメロメコ』を再読。結末を知っているからこそいろいろなさり気ない場面の表情や態度に気付かされるものがあったのと、あと初読時に重要な頁を飛ばして読んでしまうという大変なことをやらかしてた事に気付いてまさしく世界が表情を変えた体験をしました。もう思い出せないという絶対的な喪失(ポルノさんの『AGAIN』にも通じるものがありますね)に触れる物語だったのに、不穏なのに優しくて眩しかったからどうしようもなく泣きたくなった。幸せになりますように。


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アネモネを処分したら机の上がシンプルになってこれはこれでうれしい。