まぎれもなく浮遊

好きなものも出来ることも多くないです。別名義のnote: https://note.com/toiro_k

なんとなく待ってる

今日読んだ本。
ハリイ・ケメルマン/九マイルは遠すぎる
そうだった途中だった!って続きを読もうと思ってひらいたら栞と一緒に札幌のドラッグストアのレシートが挟まっててふふってなった。絶対に手放さないって分かってる本を旅に連れて行った時に、レシートとかライブのチケットとか航空券とかなんでもいいから何かしら挟み込んどいて忘れた頃にひらいて気付いて懐かしさに浸るやつです。楽しいです。
そんで2年ぐらいぶりに読んだけどやっぱり名作だなあと思った。執念とか波乱とか緊迫とかに属するような捜査の行動をいっさい伴わない、写真を見たり話を聞いたりその場の状況を思い出したりしたところから鮮やかな推理を披露する安楽椅子探偵モノの短編集なのだけど、最適解に帰結するまでの過程が数学の解答みたいに綻びの無い美しさで各話読み進める毎にその美しさに出会っては高揚感と爽快感に満面の笑顔を浮かべてしまうのです。そんでなおかつ会話のひとつひとつも洒落てるんだよなあ…。面白くてスマートって最強。相変わらず凄い一冊でした。


ヒキコモリホリデイ2日目の日曜日です。快晴。
お洗濯して昨日の作業の続きをこなしてからは、次の土曜日に行く郡山の観光地や名物を調べたり本を読んだりどうぶつの森をやったり。人混みから遠ざかってたおかげで体調が回復した感あります。昨日コーヒー5杯飲んだら全然眠れなかったから今日は3杯で我慢した。調製豆乳より無調整豆乳のほうがそのまま飲むにはおいしいけど調理に使うためには無調整豆乳より調製豆乳の方が断然良いんだなと知った。
以前メモ帳に登録しといたはずのワードを思い出したくてメモ帳アプリの内容をさかのぼってたらタンブラーにアップした2015年の日記が出てきてちょっと読んだ。どれもこれも極力自分の感情を込めずに抽象的に綴ったつもりだったけど、良かったことや嬉しかったことはその抽象的な表現でもいろいろ思い出せるのに嫌な話題に関しては何ひとつ思い出せなかったのが意外だった。
香川公演の感想を書き終わったから鍵付きブログにアップしようとしたら1万字の字数制限に引っかかってしまってどこ削ったらいいんだよって途方にくれてます。なんてこった。
明日は月曜。今とてもねむい。

スーパーポジティブ

土曜日と書いてお出かけする事の多い12月の週末だからこそ取り入れたいヒキコモリホリデイと読みます嘘です。朝から快晴でバケツ塗りみたいな青空。庭の見えにくいところに生えてるサザンカだかツバキだかの樹が満開になってて赤い花がこぼれ落ちそうな勢いでぽこぽこ咲いてる事にベランダに出て初めて気付いた。角度的に地面が見えなくてどちらだか判断がつかず。
お洗濯してお掃除した後はやりたかった作業を進めたり香川公演の感想を書いたりどうぶつの森で遊んだりとこれでもかとばかりにのんびり過ごしたけど、やりたかった作業を進めるのにも香川公演の感想を書くのにもどうぶつの森を進めるのにも全部スマホを駆使しないといけないので電池の減りがえげつない事になってました。よー頑張ったわたしのiPhone7。あともうちょっと頼むぜ。


香川公演の時に買ったポルノさんのツアーグッズのクッションブランケットを開封して幸せな気持ちになっています。包装ビニール越しでもなんとなくわかる触り心地の良さにわくわくしてたけど、いざ実際にビニール外して触ってみたらやっぱり期待を裏切らない抜群のふわふわ感でくるまるのが気持ち良すぎる…。ポルノさんのツアーグッズの防寒モノって外れがない気がします。ダイキャスのジャンパーとか。ぱのよんの黒いパーカーとか。幕張のフリースは今でも秋冬のパジャマとして愛用中です。


感じたことそのものも考えて至った結論も確かに自分のものだったはずなんだけど、全部が全部いつまでも長々と居座り続けるわけではないのだなと思い知る事がありました。とりあえず喜んでおこうと思ったのは持っといたところで何の良い事もない不毛なものだからです。
と同時に失くしたくないものなら手を尽くさないといけないのだなとも考えた。そこそこの努力でいつまでも手放さずにいられるなんて思い上がりも甚だしい。覚えとけ自分。

寝て起きて今に至る

金曜日です。
控えめに言ってものすごく寒い。数日前にトーキョーは寒くないな〜ヒューヒュー!なんて浮かれてたのどこの誰だよわたしだよって勢いで寒いです。冷たい風が吹いててなんかもうすでに札幌の体感温度を忘れかけてる。
問題山積とつい先日書いたけれど、それで言うなら将棋崩しのごとくふるまった日でした。やりやすいところからじわじわ攻めてくスタイル。結果がどう出るかは来週になってみないとなんとも言えないけれど、山を崩すだけでなく種を蒔く行為になっているといいなと思います。そんでえらくなりたいなと最近すごい思う。権限が欲しい。欲しいものっていっつも漢字二文字だ。
好きな課長が他の課に異動になってすさまじくヘコんでいます。ヘコんだまま週末に突入。ヘコんだままだろうとそれはそれで、2日間とも出かけずに過ごせる週末だから宝物のように思う。晴れるみたいだし。癒せって事かもしれない。

私専用ライフハック

トーキョーにて木曜日です。日常へのソフトランディング。
問題山積なのは相変わらずなんですけどそれでも今日はまだ比較的過ごしやすい日だったな。出社したらやろうと思ってた作業アレコレもわりとさくさく片付いたおかげで気持ちが穏やか。穏やかと入力しつつ実際は今すぐ米子に飛んでいきたい気持ちでいっぱいでしたけれどもそれはそれという事で。
旅から帰ってきた翌日だから食材を買い込んでおうちに帰りました。すっからかんだった冷蔵庫がぎゅうぎゅうになるのを見るのが好きで、時間が経つほど食材が減って隙間が出来ていくのを見るのはもっともっと好きです。生きてるなと思う(食材でも冷蔵庫でもなくわたしが)。
そういや高松公演の時にステッカー目当てでポルきたのブルーレイを買ったんです。んで手に入ったステッカーは小ぶりなサイズのかわいらしい感じで、仕事の時に首にかける社員証入れにジャストサイズだったので名前が見える側の裏に入れといたら仕事中のふとした時にステッカーとロゴが視界に入ってはテンションが上がるのでこれはもうライフハックと呼べるのでは!と思いました。そんで今はとても眠い。こんな時間に眠くなるの久々かも。

そうして特別になる

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水曜日です。
夢のような一夜が明けて高松で迎えた朝、今日はおうちへ帰るための行動の日でした。
昨日より30分早めに起きる事ができたから、身じたくしてまずは朝うどんのためにことでんに揺られてうどんバカ一代へ。今回はいいかなって思ってたはずなんだけど、昨日フォロワーさんが召し上がってたの見たら釜バターうどんが恋しくなってきて。
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卵黄だけ入れる派です。やっぱり美味しかった…。
ここは麺自体が美味しいからかけうどんとかのシンプルな味で食べたい気持ちもあるんだけど釜バターを目にすると逆らえない美味しい。10時オープンのうどん屋さんが多い市街地において朝も早よから営業してくれてるありがたさも含めて市街地だと最推しです。
そんでふたたびことでんに揺られて駅前まで戻って高松港で海を眺めて自分の中に海をチャージして、駅の2階でワッフルモーニング食べておみやげ買ってホテル戻って新幹線の中で食べるパン買ってチェックアウトしてホテルの1階にあるカフェスペースでコーヒーのんでたらちょうど良い時間になったから駅に向かってマリンライナー乗って瀬戸大橋にはしゃぎ倒して岡山で新幹線に乗り換えて帰京。高松より東京のほうが寒く感じないの意外。高松は海のそばだったからかな。
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カフェスペースの窓が大きかった。快晴。
初めてポルノさんのライブに参戦するために高松に降り立った時、いつかここに泊まろうって心に決めてたホテルに宿泊したのです今回。時間かかったけどやってやったぜ!って当時の自分に言いたい。
そんで結局滞在した時間って2日間に満たない程度だったんですけど、直島に行くことを最優先したおかげでいろいろな場所を切り捨ててしまったのでやっぱ島に行くなら2日間じゃ全然足りないなって感じた次第。栗林公園も北浜アリーも行きたいしほんとは直島の家プロジェクトも観たかった(これは完全にバス乗り過ごしたわたしがバカタレなのだけど)。というわけで香川またポルノさんきっかけで行けたらいいなと思う。直島行くし今回で気が済むんじゃないかなって思ってたけど全然そんなことなかったね。すごい楽しかった。
明日はお仕事。2日間働いて週末のんびりして来週もがんばる。そんで胸張って郡山へ行くのだ。

つめこみすぎたかも

高松にて火曜日です。
ふつうに日記。
前乗りした一番の理由は地中美術館に行くためだったんですけど、直島行きフェリーの時間が中途半端だったのとアラームで起きる事が出来たから朝のお散歩に行きました。札幌の街中を凍えつつ歩いた記憶がまだ鮮やかな今なので、全国的に寒い日らしいけど楽勝な高松市。3年って歳月は馴染み深かった街並みに懐かしさを添えてくれますね。さすがにね。朝うどん堪能しようと思ったのに目当てのお店がことごとく10時オープンで、それ待ってたらフェリー絶対間に合わないからこんぴらやで醤油うどんをいただきました。ここのおうどんはやさしい感じ。
そんで駅まで歩いて明日の帰りの切符買って2階でコーヒーのんでたら悠長に過ごしすぎてわりとギリギリの時間になってたから、大あわてでいったんホテル帰って身じたくしなおしてパン屋さんでパン買って高松港へ。地中美術館を観終わるまではごはん食べる時間ないだろうなって予想してたのでおなかいっぱいになっとこうと思ってパン買ってフェリーの中で食べたんだけど、ここのデニッシュがすさまじく美味しかった。繊細なサクサク食感ともっちりのやわらかさを両方とも実現させてるこのパンすごいな!って感激したおして明日も買おうと心に決めた。
直島に上陸してからはバスでまっすぐ地中美術館へ。フェリーの混雑っぷりにどきどきしてたけど、家プロジェクトとかベネッセミュージアムとかのあちこちのアート作品に散らばったおかげでぜんぜん混雑しなかったのでハッピーアンドハッピー。さすが冬の平日。
地中美術館は相変わらず素晴らしかったです。ただふつうに歩く鑑賞者も含めて、視界に入るすべてが作品になる場所。これは本当に言葉に還元しづらい感銘なので機会があればぜひ行ってみてください。
惚れ惚れしながら鑑賞してたら悠長に過ごしすぎて乗りたかったシャトルバスの時間過ぎてて、次が来るまで1時間以上かかるとの事で。歩けない距離じゃないし思い切ってお散歩するか!って思い立ってからてくてくと歩いたけどこれがすごく良かったです。道中あちこちにも点在するアート作品も全部観れたし、車窓からだと気付けない波の音とか紅葉の鮮やかさとかもろもろひとつひとつが面白かった。海風が冷たすぎて本気で寒かったけどそれもまた思い出ということでひとつ。
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やっぱ直島といえばこれですよね!っていう草間かぼちゃ。曇ってるから暗いけどなかなかシュールで毎回ふふってなる。
そんな感じで直島日帰り旅行がとっても楽しかったんですけど今日のメインイベントはポルノさんのライブなわけです。楽しみだよ。だからこそのただいま高松なんだよ。

また会えてうれしい

月曜日です。
仕事終わって定時ダッシュからの1週間ぶりのモノレール、そしてこちらも1週間ぶりの羽田空港です。いま離陸前の機内で書いてて時間過ぎたけどまだ搭乗が終わってない。ほんとに定刻の到着時刻までにうどん県へたどり着けるのだろうか。
それにしても夜に見る旅客機はカッコよさ3割増しだな。ずんぐり感よりも流線型のシャープさのが目立っていい感じ。
もうすぐ離陸だそうで機内モードの指示が出ました。いま離陸って入力したら離陸みたいな飛行機の絵文字出てきた。わたしiPhoneユーザ。浮遊感かわいい。人生で一回ぐらいは使ってみたいな。

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夜景が綺麗すぎてずっと窓の外を見てた。ピカピカ仕様のトーキョーの街。進路変えるために機体がぐーっと傾いた時に町の夜景が翼に反射した瞬間が凄まじく綺麗だった。写真撮ろうと思ったけどカメラレンズ越しに見た時に失われるものが多すぎてやめた。若干眠くなってきたかもしれない。夜に飛行機乗るのいつ以来だろうって一瞬考えたけどあれだよダイキャス香川公演の前乗りの時だよ2年前とかすでに懐かしい。あの頃とは環境も状況もずいぶん変わったけど高松市はどうかな。楽しみだな。
休暇を申請した時は全然平気な雰囲気だったんですけど、あの時からいろいろあって今では明日から2日間お休みするのが同僚さんに対して正直しぬほど後ろめたくて申し訳なさ100%です。だからこそちゃんと楽しまないといけない。
さっきアナウンスあったけど予定到着時刻よりかなり遅れるみたい。カフェイレ聴くの今夜は難しそうだなあ。