己から聞こえる声

好きなものも出来ることも多くないです。

そして名前も不要に

今日読了した本。
森博嗣/本質を見通す100の講義
なんだかんだで森さんがこの10年ぐらいずっと自分の中で最高の作家として君臨し続けているんですけど、そんなふうに憧れていられる大きな理由として言葉に還元できるものが仮にあるとするなら、著作から垣間見られる美意識への納得と憧れに尽きるのではないかなとおぼろげに考えました。
100話の中から1話を抜粋しますが、56話の熟語を部分的に平仮名で書く事に関する話題。文化とか学力低下とかそういう回りくどい(本心なのかも分からない)理屈のようなものいっさい抜きで「明らかに美しくない」って簡潔に明確に断罪するその高潔さ。
何事も迷うなら自分の心に聞くべきだと思う。楽な方に流れそうになった時も同じ、美しいと思えるかどうかを判断基準に据えるときっと間違えない。


一日休んだからやること溜まってるんだろうなあってどきどき出勤してみたら、意外にあれもこれもさくさく片付けられたおかげであっさり定時退社出来た日でした。さいこうばんざい。
フォロワーさんがツイートされてたツイッターアプリを試しにインストールしてみたらとんでもなく快適でカスタマイズが楽しいです。無駄に過去のツイートさかのぼったりとかして。楽しい。だんだん自分のものになっていくことが過程も含めて好き。

好きなように過ごす

有休消化の休日だったので、いつもより遅めに起きて書かないといけない書類の半分くらいをやっつけてからブックカフェへ行ってあれこれ読みふけってきました。開店直後だからなのか雨だからなのか平日だからなのかまあおそらくその全部だと思うけど、いつ行っても満席で座れた事がなかった端のほうの座席が空いてて座れたからだいぶ居心地が良かった。あの座席喧騒から遠ざかれるのも絶対大きい。なにごとも早め早めに行動した方が絶対いいことあるきっと。


読んだ本の話をかいつまんで。
・大嶋信頼/「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法
ブックカフェにて本その①。思った以上にスピリチュアルなムード満載でちょっと想定外。どうせなら好きな人に好かれたい(本音)。
園子温非道に生きる
ブックカフェにて本その②。破天荒な人間性も面白いし、それが許容された時代だったんだなあとも思う。昨今やたら自重やら炎上やらで窮屈ですし十数年ズレてたらこのエキセントリックな映画監督は現在のように活躍されてなかった可能性だってあるんですから。それにしてもアイデアインクの本は読み応えあって面白い。これで一応興味のある分はすべて読了したのだけど他のも読んでみようかな。
・土橋正/モノが少ないと快適に働ける
ブックカフェにて本その③。現体制になる前に同じ課だった方々の中で、特に仕事が出来るなあと思ってた人がみんな机の上がスッキリ何もないと言っていいぐらい常に片付いてたのが忘れられなくて表紙で手に取りました。読みながら自分の机の引き出し思い出して「確かに蛍光ペン5色も要らんわ…」ってあれこれ考えたりとかして。明日出勤したら整理します。
ヨシタケシンスケ/スケッチ集 デリカシー体操
ブックカフェにて本その④。おもちゃ箱みたい。好きです。
倉本美津留/本屋さんで探す「明日のカルタ」
ブックカフェにて本その⑤。ヨシタケさんのイラスト目的で手に取ったから、イラストレーターとしての本領を存分に発揮されててそれだけで楽しかった。名言集とかさんざん出尽くしてる感あるけどこういう方法はなるほどなと。太宰治の『津軽』読もうと思います。
森博嗣/議論の余地しかない A Space under Discussion
これだけ行き帰りの電車の中で読了したんだった。添えられた後記めいた一言も写真もすごく良いのです。なんでこの写真からこんなタイトル思いつくんだろう、っていう発想の飛躍に触れる恍惚。


以上です、と書いておやすみなさいと読ませたい勢いで眠いとっても眠い。良い夢を。また明日。

それも悪くないけど

ちょっとばかし久々にあわただしい一日だったせいなのか猛烈に眠いです。いまお布団入ったら6秒で眠れる。でもなんかこう、もっと酷い状態を知ってるからあの時よりは全然大丈夫だと思えてしまうみたいなとこあります健全なのか放棄なのかわからんけど。いや健全ではないか。どちらかというと後ろ向きではある。でもしんどかったのが一番の本音だから、踏み台にするばかりでなくよく頑張ったわほんまにってときどきは考えるようにもしようと思う。いま思いついた事をさらりと添えることで常日頃からそういうスタンスの人間だと錯覚させるような書き方。いやでも文章にして可視化させて自分をそっちに寄せるみたいな効果もあるかもしれないし。言霊って侮れんのよ。
明日は有休消化の休日なので本を読みに出かけようと思ってたんですけどトーキョーは結構強めの雨らしいです。ななめ後ろの席の課長と話してたら「今日すごい頭痛いから明日は雨ですよ」って言われて職場がある区の天気予報見たら降水確率100%でした。いや100%て。すごい絶体的な雨予報。

ぬるいぶんだけ甘い

桜桃忌だそうです。
語れるほどは著作を読み込んでるわけではないなというのが正直なところですけど、それよりは自分が知らない作品がまだまだある事を喜びたい気持ちの方が本心に近いかな。太宰作品で一番好きなのは『懶惰の歌留多』です。相変わらず。


昨日の日記に本の感想を3冊ぶん書いたんですが、読み返してみたらなんかこう、途中からどうにもこうにもならない勢いで猛烈に眠くなってきたとはいえあからさまに文章が短くなっていってるのが顕著ですねほんとに。熱量が伝わりにくいかもしれないけど全部面白かった。村上春樹さんはやっぱし短編が肌に合うみたいですわたし。
読書メーターもやってるからそっちに感想書く時は約250文字に全部を込める勢いで書くようにしてて、そうやって削って磨いて納得できたところで更新するって作業はある意味で濾過なのかなとも思う。その後にここで字数制限も無しに気ままに好きなだけ書いてる時って気負いがないからなのか、研磨の作業に没頭するなかでは出てこなかった感情やら言葉やらがぼろっと出てくることがときどきあったりとかもして。だから面白いのだ。


相変わらず眠くてたまらん月曜深夜の入り口。窓開けといたら夜風が涼しくて快適ではあるものの、窓開けたままでうたた寝するのはさすがにちょっと怖い。気をつける。

夜明け前が一番暗い

人は罵倒の際に無意識に自分が一番言われたくない言葉を選ぶ(そうすれば相手にダメージを与えられると考える)とのことで。何かを批判したり中傷したりする時ってその人の本性がいちばん露骨に滲み出てくるもんですね。
一日経ってみてとりあえず、真意どころか何も分からないのに否定も肯定も出来ないって主張が一番の正論だと思った次第です。正論って正しい主張って意味らしいから正解の主張ってニュアンスで使うのは違うみたいだけども。
わたしが憤ってるのは推しが矢面に立たざるを得ない事に対してです。あとあの人の品の無い笑顔と単語と、それを全世界に発信できる精神の下劣さ。


つまらない事を書いたから読んだ本の話をしよう。
宮木あや子/官能と少女
ほんとは昨日の夕方に読了してて、でも感想ぺちぺちしてたら推しのSHOWROOMに間に合わなくなりそうだったから今日読んだ事にしました。読書メーターの感想欄にはナルシシズムストックホルム症候群って書いたけど、時間置いて振り返った今ならそこに共依存も足したいかな。各話ごとに登場人物が繋がってたり繋がってなかったりする短編集で、主人公の心の動きが丁寧に語られてるからこそ次のお話でその丁寧さの余韻に引っ張られて読み進めてしまうおかげで結末に驚かされるっていう巧みなミスリードもあったりして、そういう練られた構成をとにかく讃えたいのです。題名に加えて裏表紙のあらすじにR-18文学賞受賞作家ってわざわざ書いてた事もあって覚悟してたけどやっぱりしんどい読書で、それでもそういうしんどさとりあえず傍に置いといて讃えたいのだ。
ところで宮木あや子さんの著作わたしこれで3冊目なんですけど、1冊目が宝野アリカさんの推薦文の帯に惹かれた『太陽の庭』で2冊目がその前作にあたる『雨の塔』なので、いまだに書店で『校閲ガール』シリーズのあのどポップな表紙が目に入る度にギャップの凄まじさにくらくらします。なんでも書ける方って事かな。すごいな。
パウロ・コエーリョアルケミストー夢を旅した少年
『官能と少女』があまりにもしんどすぎたから、積読本の中からこれならきっと綺麗だろうと期待して手にとって同時進行で読み進めてました。今日の記事のタイトルは本作に登場する一文から拝借してます。
昔読んだ同じ著者の『ベロニカは死ぬことにした』が全然しっくりこなかった記憶が強くて、でも「この人がこんな感想を書くのなら間違いないだろう!」ぐらいの勢いで絶大なる信頼を寄せてる読友さんが絶賛してたのがきっかけで手に取って。読んでみた結果本当に良書じゃないか!っていう。いやほんと良かった。書かれてある内容もそうだし、美しい文章に触れられる価値でもあった。絶対再読する。
村上春樹レキシントンの幽霊
様々な人が様々なものを様々なかたちで喪失する物語でした。村上さんはやっぱし短編が好きだな。面白かった。

癒されて終われたら

オズマガジンの7月号を読了しました。
特集『本の町さんぽ』というワクワクさせられるタイトル。個性的な新刊書店と魅惑的な古書店が入り混じる荻窪西荻窪エリアいいなあ涼しくなったら歩いてみたいなあ。それよりもまず池袋から開拓するのが先かなあ。池袋駅西口のとこにある泊まれる本屋さん(本屋さんではないかも)はいつか行ってみたいところ。なかなか機会ないけど。
オススメ本特集ページ以外は昨日のお昼休みに読んでたんですよ。んで駒込エリアにも散策が面白そげなところあるんだなあって思ってたら夕方に課長から駒込高知県の小規模なアンテナショップみたいなお店あるんですよって食べログのページプリントアウトした紙束をいただいて偶然すごいなって思ったところだった。今度行こう。


SHOWROOMをずっと眺めてたんですけど、推しの今日のビジュアルがやたら仕上がっててどのタイミングでスクショ撮っても可愛いしちょっとだけ弾き語りとかもあって嬉しかったしで満足して終われるはずだったんだけど。終わりたかったんだけど。
いつの間にか日付が変わりそうになってて長々書けないね。正直憤ってます。とても。

同じものになりたい

金曜日です。
仕事が終わって職場があるビルの外に出たら目の前の道路が濡れてていつ雨降ったんだろうって驚かされたんですけど、どうも雨だけじゃなくて雹まで降ったらしいですね。都内で6月のこの時期に雹って。人生レベルで振り返ってみても雹が降るところに遭遇した事はまだ無いかもしれないけど、でもなんかここ数年は確かに不意打ちで喰らってもおかしくない頻度で降ってる報告を目にしてるような気もする。しかしほんとに当たり障りのないお天気の話題。明日は晴れるかな。


先週末にちょっこり試した肌断食を本気でやろうと思って準備がてらあれこれ買い込んで帰宅しました。スキンケアはもちろんノーメイクも必須ゆえ必然的にヒキコモリホリデイになるからそれでも困らないようにってことで。ツイッターで見かけていろいろ良き効果があるのだなって知ってからちゃんと食べてみようと思ってたメロンも買った。今ちょっと本気で色白に近付きたいがためにあれこれ試してるんです。推しの肌の白さが理想。救いようがないのはそういう自分の単純さがわりと好きなところ。
関係ないけど帰りに寄ったドラッグストアの店内に流れる有線ですごい聞き覚えのあるイントロだなって思って耳を傾けてたら阪本奨悟さんでした。メジャーデビューするってのはこういうことなのかと端的に実感した出来事です。


『最低で最高の本屋』を読了したから積んであった中から森博嗣さんの『本質を見通す100の講義』を読み始めたのですけど、まえがきだけでじゅうぶん本の代金ぶんの元は取れたのではないかなと思う勢いで感銘受けまくってます。実質無料。だから私は本を読むのだと言いたい。誰が何と言おうと見えないものは見えないのだ。


密かにお慕いしている読友さんが『あるかしら書店』を読了されててとっても嬉しかった。気持ち的には200回ぐらいナイスのお星様押してる。